のび太の両親とのび太の「初対面」

のび助は小学生時代、疎開先で「白ゆりのような女の子」からチョコレートをもらったが、その女の子の正体は女装した息子・のび太であった。

「この絵600万円」で中学時代ののび助がのび太とドラえもんと出会っていた。実はのび助はのび太と再会したことになるわけだが、のび助は疎開のときにチョコをくれたのが「女の子」と信じていたから、それには気づかなかったわけだ。

玉子は少女時代にのび太、ドラえもんと出会っているが、玉子は「指輪を盗みに来た怪しい二人」と認識した。
玉子とのび助が出会ったのは『小六』2月号「のび太が消えちゃう?」における「20年前」であり、これは作品掲載当時から20年前とすれば1961年である。
なお、この作品ののび太が読者と同学年であれば、1968年生まれである。

原作の「プロポーズ作戦」でのび助が玉子と婚約したのは1959年11月の公園で、このときドラえもんとのび太は植え込みに身を隠していたのでのび助たちと会ってはいない。ただ、2009年のアニメ版ではのび太が若きのび助と会っている。

さらに「ぼくの生まれた日」でのび太が生まれた日、のび助は玉子が入院していた病院で赤ん坊ののび太を見る直前に、自宅で小学生ののび太と出会っている。当然、のび助は自分の息子とは認識していなかった。

西暦何年かを無視して、のび助と玉子の年齢で並べてみる。

「白ゆりのような女の子」(のび助小学生時代)
のび助が疎開先でのび太と遭遇

「ママのダイヤを盗み出せ」(玉子少女時代、アニメで7歳) 
玉子がのび太とドラえもんを「怪しい二人組」と認識

「この絵600万円」(のび助中学時代)
のび助がのび太、ドラえもんと会う

「のび太が消えちゃう?」(のび助と玉子、高校生?)
のび助が金持ちからの支援および縁談を断り、玉子と出会う

「プロポーズ作戦」(のび助と玉子、20代前半?)
のび助と玉子が婚約。2009年のアニメではのび助がのび太と出会う

「ぼくの生まれた日」(のび助と玉子、20代後半?)
のび太誕生。のび助と玉子は小学生になったのび太とも出会う

「おばあちゃんのおもいで」(のび太6歳)
玉子が小学生ののび太と出会うが、のび太だとは思わず
のび太の祖母は小学生ののび太をのび太だと直感

「未来の国からはるばると」(のび太9歳または10歳)
ドラえもんがのび太と同居開始

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