「100年後のフロク」でセワシは2125年2月号の『小学四年生』を購読している。日本の学校制度で4月から新学期という形が2125年まで継続していると假定すると、セワシは2124年4月から2125年3月まで小4であり、「未来の町にただ一人」において描かれた2125年の夏休みの時点では小学5年生の1学期と2学期の間ということになる。
てんコミ第11巻巻末の特集によると、セワシは2115年1月15日、ドラえもんがセワシの家に来るころには生まれている。ここでセワシの10歳の誕生日がが2124年、つまり2114年生まれとする。

26年間隔(息子10歳で父親36歳)
1958年 のび太の祖父誕生

1984年 のび太の父・のび助誕生

2010年 のび太誕生

2036年 のび太の息子・ノビスケ誕生

2062年 のび太の孫誕生

2088年 のび太のひ孫誕生

2114年 セワシ誕生(2125年2月で小4)

これでは2010年3月でまだのび太は生まれておらず、2010年8月7日でやっとのび太誕生になる。おまけにのび太の父親のほうののび助が1984年、速水もこみちと同い年という結果になる。1995年当時のアニメののび太と同世代だ。これではのび太の祖父が「旧初代」のび太(1959~)と1歳違い、「初代」のび太(1960~)と2歳差である。1958年生まれは原辰徳と同い年。
そこで27年間隔ではどうか。

27年間隔(息子10歳で父親37歳)
1976年 のび太の父・のび助誕生
│1986年 ノビスケ10歳

2006年 のび太誕生
│2009年 のび太3歳
│2010年 のび太4歳

2033年 ノビスケ誕生

2060年 のび太の孫誕生

2087年 のび太のひ孫誕生

2114年 セワシ誕生

この場合、のび太の父親が1976年生まれで、『ドカベン・プロ野球編』の山田太郎と同い年。1987年のアニメののび太と同世代である。
次に28年間隔にする。

28年間隔(息子10歳で父親38歳)
1974年 のび太の父・のび助誕生

2002年 のび太誕生
│(原作「りっぱなパパになるぞ!」では2002年でノビスケ10歳くらい)
│2009年 のび太7歳
│2010年 のび太8歳

2030年 のび太の息子・ノビスケ誕生

2058年 のび太の孫誕生

2086年 のび太のひ孫誕生

2114年 セワシ誕生

のび太の父親が松井秀喜と同い年になった。
そして、29年間隔ではどうか。

29年間隔(息子10歳で父親39歳)
1969年 のび太の父・のび助誕生

1998年 のび太誕生
│2008年 のび太10歳
│2009年 のび太11歳
│2010年3月 のび太11歳
│2010年8/7 のび太12歳

2027年 のび太の息子・ノビスケ誕生

2056年 のび太の孫誕生

2085年 のび太のひ孫誕生

2114年 セワシ誕生

これでやっと2010年のアニメののび太と一致する。むしろ、のび太の父親が1969年生まれという「若さ」が注目点であろう。この場合ののび助は1980年3月の『のび太の恐竜』公開当時で11歳であった。
セワシが2115年生まれ(誕生日は1月1日から15日までに限られる)であればこれらは各1年、未来方向にずれる。29年間隔でのび太は1999年生まれ、2010年3月では10歳7箇月である。

前後一覧
2010年3/19 3/20 3/21 3/22 3/23前後