aqua はラテン語で「水」の意味。
水瓶座は aquarius で、ラテン系の単語である。
ラテン系の言語であるフランス語で「水」は eau になっており、eau de Cologne はドイツの Köln の水と言う意味だが、Köln(=Cologne)は colony と同系なので、eau de Cologne は「植民地の水」の意味になってしまう。
Köln は本来、ローマ帝国の植民地として栄えたらしい。

「オーデコロン」はドイツ語で Kölnisch Wasser である。

「水」はラテン系で aqua、eau だが、ゲルマン系では water、Wasser になる。
さらにスラブ系ではロシア語の voda があり、これが酒の名 vodka になっている。
「オーデコロン」はロシアで odekolon だが、意味を譯すと Kёl'nskaja voda になる。

エスペラントで「水」を akvo と呼ぶのはラテン系を採用した結果である。

中国で「科隆香水(=科隆香水)」だが、「科隆」は Köln のことである。
朝鮮語でどうか検索すると「오데코롱(odekhorong)」という表現が出てくる。
ドイツの地名としての Köln は쾰른(Khoilleun)であり、これは人名「崔」Choi などの oi の異音が oe であることを示すとともに、語末における ln のような子音連続は朝鮮人にとって難しいことを示している。

『宇宙戦艦ヤマト』では約46億年前、誕生して間もない地球に惑星アクエリアスが接近(『宇宙戦艦ヤマト・オフィシャル・ファクトファイル』)。
アクエリアスはその名のとおり(誰が名づけたのか不明だが)水に覆われていた。
アクエリアスは地球に水や生命の源になる元素を放出。
地球の生命とアクエリアスの生命は同じ星から生まれたことになるらしい。

そして、いつの時代かは不明だが、人類の祖先の一部がディンギル帝国を設立。
ただ、ディンギル星は大洪水に見舞われ、大量の水が惑星の特殊な組成と反応して大爆發したらしい。
Wikipedia によると、ディンギル星人は1万年前に地球に最初の文明を築いたらしい。

一方、『ドラえもん・のび太の人魚大海戦』では人類最古のシュメール文明Sumer)について、この文明が半人半魚の神からもたらされたという傳説があり、それが地球から見て(太陽系以外で)最も明るく輝く星であるシリウス(天狼星)から来たことになっている。
そして、ソフィアという人魚は何千年も前に地球にやってきて地球の海底で生活していたアクアの民で、その前はアクアの星という水の惑星に住んでいたらしい。

ちなみに、太陽系の「水星」は英語で Mercury である。

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2010年3月 3/12