2009年春公開の『新・のび太の宇宙開拓史』は2010年3月19日にテレビで放送された。

2010年3月5日放送の「のび太の人魚伝説」によるとヨハン・マルセルという人が1910年、ハンス岬で人魚を見つけたということになっている。

のび太によるとこの1910年が100年前であるから、「のび太の人魚伝説」の時代設定は2010年。

1910年は「ハリーのしっぽ」でのび太の曽祖父・のび吉が10歳くらいの少年だった時代で、のび太とドラえもんは1910年当時の日本の夜空を見上げ、ハレー彗星を見た。

「ハリーのしっぽ」においてのび太の少年時代は1985年であった。その時点では1910年は75年前であった。
それが100年前になったわけだから、当然、「ハリーのしっぽ」ののび太少年時代から25年経過しているわけだ。
1985年に生まれた相武紗季は2010年の誕生日で25歳である。

「ハリーのしっぽ」ののび太は1985年で10歳とすると1975年生まれ。
「のび太の人魚伝説」ののび太は2010年3月で11歳、小5とすると2010年4月で小6、8月7日で12歳であるから西暦1998年生まれ、さくらまやが1998年7月生まれなので同学年である。平成ふたけた生まれの第1世代だ。
計算しやすいようにのび太が2010年8月7日で10歳とすると2000年生まれになる。

映画の宣傳を見たが、人(または人魚)が水の中で汗を出したり涙を流したりするのは無理がある。
ヨハン・マルセルの綴りは Johan(n) Marcel であろうか?
マルセルが人魚を見たのは8歳のころらしい。
それが16年前なので1894年のことになる。この当時、マルセルが8歳とすると1886年生まれになる。

人魚が実在するかどうかで、静香やジャイアンを前にして、のび太とスネ夫で論争になったが、これはドラミ編でネッシーをめぐってのび太がズル木と論争したのと似ている。

前後一覧
2010年3/5