イメージ 1

『お~い!竜馬』で竜馬が少年時代に最初に覚えた漢字が「海」という設定で、この文字には「母」が入っていることが強調されていた。
日本では「毎」と「海」の「母」を「毋」にしているが、中国では「毎」と「海」の「母」はそのままである。

次に竜馬の母親が地面に「憂」を書いて見せて意味を説明し、次にニンベンをつけて「優」にした。そして竜馬の母は「人が憂いを知ることは優しさ」「優しさは優れている意味もある」と竜馬に説明した。
これにより少年竜馬は「海」のほかに「優」という字も知ることとなった。

これは『筆談ホステス67の愛言葉』で斉藤里恵氏が解説した「そばに誰かがいるだけで憂いは優しさになります」に似ている。

余談ながら、『筆談ホステス』では「海星(ヒトデ)」という単語が紹介されている。

さらに、「海馬」はタツノオトシゴの意味で、中国では馬に、日本では竜に喩えているところが興味深い。



前後一覧
2010年2月 2/27