2010年2月は2009年度の学年の3学期に相当し、のび太は8月7日生まれなので、2月の年齢と学年は2009年度のそれである。

2010年2月でのび太が小学4年とすると2009年8月7日で10歳。したがってのび太は1999年生まれである。

2010年2月でのび太が小学5年とすると2009年8月7日で11歳。のび太は1998年生まれ。平成ふたけた生まれの第1号となる世代である。

2010年2月でのび太が小6の場合、2009年8月7日で12歳。のび太は1997年生まれ。平成ひとけた生まれの最終世代。

ドラえもんがのび太の家に居候を始めたのは「未来の国からはるばると」では正月であり、原作では1970年の正月であった。その後、作品が進むにつれて時代設定は21世紀に向かって移動してきた。

2010年2月で小学6年ののび太の場合、2010年4月で中学進学、2010年8月7日で13歳である。
逆算すると1997年8月7日生まれ。西暦2004年4月に小学校に入学した。
そして、1997年生まれののび太は2005年正月で小学生として初めての新年を迎え、それから5年3箇月後の2010年3月に小学校を卒業することとなる。

ドラえもんとのび太が共同生活をしていたのが何年間のことか、作中でははっきりしていないが、作品でのび太が小学生でいる以上、小学校入学から6年以内であることは自明である。
さらにドラえもんがのび太少年時代の野比家に居候を始めたのが正月であるから、のび太が小学校を卒業する時期まで長く見積もっても5年と3箇月以内である。

2010年2月で小学6年生ののび太の場合、2005年の正月が小1の冬休みであった。
もはや声優交代時ののび太は小学校を卒業しているわけで、『ドラえもん』はすでに5年前とは別世界になっている。
なお、2004年3月でのび太が小1だと2003年入学なので2009年小学校卒で、2009年4月から中学生。
2004年4月から小学生だと(これはむしろ声優交代後ののび太に相当するが)、小学校卒業は2010年3月である。