映画『トロイ(Troy)』は古代ギリシャのトロイ戦争(the Trojan War)を描いた作品。
2010年2月8日のテレ朝『日曜洋画劇場』で放送。
前の週は『母べえ(かあべえ)』で、戦争が悲惨だと言っておきながら、その戦争は古代にもあったことを予告編で示していたので、『母べえ』のほうもクールに観てしまった。
2010年2月8日のテレ朝『日曜洋画劇場』で放送。
前の週は『母べえ(かあべえ)』で、戦争が悲惨だと言っておきながら、その戦争は古代にもあったことを予告編で示していたので、『母べえ』のほうもクールに観てしまった。
大東亜戦争を描いた日本の映画、ドラマは実際は戦争そのものでなく「戦時下の庶民の悲惨さ」を描いただけである。
一方、『三国志』や『風林火山』で描かれる戦争は、まるでビジネスの戦争の参考書のように戦略的なことが描かれ、戦争に至った歴史的経緯、前後の政治的勢力の変化が強調される。
一方、『三国志』や『風林火山』で描かれる戦争は、まるでビジネスの戦争の参考書のように戦略的なことが描かれ、戦争に至った歴史的経緯、前後の政治的勢力の変化が強調される。
西南戦争のころの士族と政府の戦争を描いた『ラスト サムライ』でもギリシャとトルコの戦争の話があった。
大東亜戦争もトロイ戦争からイラク戦争までの流れで考え、さらに世界の政治的な勢力図がどう変わったかという視点で観る必要があるが、そうなるにはあと数十年必要だろう。
大東亜戦争もトロイ戦争からイラク戦争までの流れで考え、さらに世界の政治的な勢力図がどう変わったかという視点で観る必要があるが、そうなるにはあと数十年必要だろう。
トロイ戦争の時代には治安維持法のような戦争への協力を強制する動きがあったのだろうか。戦争の影で庶民が苦しまなかったのか。戦争も悲惨だと言われるのは経験者が生きているときだけで、戦後65年が戦後100年、戦後200年、戦後500年になると、次第にクールに語られるようになるのだろう。
トロイ戦争については『オバケのQ太郎』でヒョーロクさんが解説していた。
新潟が雪が多すぎて、バンクーバーは雪不足。まことに皮肉な話だ。