『服部半蔵・影の軍団』と『影の軍団III』は徳川家綱の時代の話。

1651年 家光没。家綱が将軍に
1657年 明暦の大火
1674年 鷹司孝子(千愁尼)没
1680年 徳川家綱没

家光の死去は『柳生一族の陰謀』『将軍家光の乱心・激突』で描かれている。
『服部半蔵・影の軍団』の半蔵は3代目という設定。初代半蔵は映画『新・影の軍団』に登場し、豊臣大平の時代の人物という設定。

『影の軍団III』の主人公は多羅尾半蔵。「我が身すでに鉄なり。我が心すでに空(くう)なり。天魔覆滅」の決め台詞はこの『III』で使われた。
真田広之と志穂美悦子が影の軍団のメンバーである意味で、この『III』が王道であろう。

鷹司孝子こと千愁尼が『影の軍団III』の終盤で死んでおり、これはインターネットで調べると1674年。
すると『影の軍団III』は明暦の大火から鷹司孝子の死去までの14年の歳月を描いたことになる。

1661年から徳川光圀が水戸藩主になったので、1674年当時、光圀は水戸藩主であった。
1680年に家綱が没し、綱吉が将軍となった。

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2010年1月 1/30 1/31