『必殺仕事人V』の続編が『仕事人V激闘編』である。
『V』から『V激闘編』になったところでおりくと西順之助が脱退、政が花屋から鍛冶屋になり、組紐屋の竜は続投、さらに壱・弐・参という3人のはぐれ仕事人が参加した。

天明~寛政
『仕事人V』(1785年、1185年の壇ノ浦の合戦から600年)

『三日殺し軍団』(1787~1795年?、長谷川平蔵が火付盗賊改方長官)

文政
『仕事人V』(推定)

『激闘編』(推定)
注:第33話で筆頭同心・田中が書庫の整理番に左遷される。

『裏か表か』(1820年、竜と壱、参が殉職)

『仕事人2007』(1820年)
注:主水が書庫番に異動。

天保前期
『仕事人V』(推定)

『激闘編』(1835年、ハレー彗星)

『風雲竜虎編』(1841年?)

天保後期
『意外伝』(1843~1844年)

『仕事人V』(推定)

『激闘編』(推定)

『主水死す』(1849~1851年)

幕末
『仕事人V』(推定)

『激闘編』(推定)

『旋風編』(推定)

『風雲竜虎編』(推定)

『大老殺し』(1858~1863年)

『横浜異人屋敷』(1863年)

『仕事人V』(推定)

『ブラウン館』(1866年末以降)

『激闘編』(推定)

文政では『激闘編』の後日談である『裏か表か』で竜が殉職したのが1820年ごろで、そうなると『旋風編』で主水が表彰された1819年と前後関係が逆になる。
天保では1835年のハレー彗星のときが『激闘編』で、1843年から1844年のときが『仕事人V』の序章である『意外伝』に戻っているので、天保前期と後期で分ける必要がある。

幕末では『仕事人V』の映画化作品である『ブラウン館』が慶喜の将軍就任のときとすると1866年末であるが、『風雲竜虎編』の後日談である『大老殺し』の時代設定が1858年から1860年。
『横浜異人屋敷』は時代設定が1863年で、政が鍛冶屋なので『大老殺し』の続編。幕末では『ブラン館』だけ政が花屋で浮いている。

幕末も1863年までと1866年で分ける必要がある。

2014年07月11日(金)
「必殺仕事人V激闘編」では主水の職場に赴任した新人の同心が過去の事件を調べ、主水には奉行所以外に特殊な人脈があるのではないかと考えた。主水と長く一緒に仕事をしていた同僚たちがこれに気付かなかったとすると役人が怠慢だから裏稼業が成立していたのだろう。
posted at 10:32:35
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