てんコミ第22巻の短編（それでもページ数は多い）ではのび太とドラえもんが建国1000年後の「イチの国」でイチの子孫と会って別れる場面が簡単すぎていたが、『ワンニャン時空伝』では文明が發達した「イチの国」での描写がメインとなった。
また「1000年後のイチの国」でのび太とドラえもんが「イチそっくりの犬」と出会い、短編ではイチの子孫だったか、映画では1000年前からタイムトラベルして記憶を失っていたイチ自身（イチ本人というより本犬）であった。映画のイチはタイムトラベルの中で老犬から子犬に戻り、「ハチ」という名で1000年後の「イチの国」で人生をやり直していた。
このように映画では「1000年後のイチの国」でののび太たちの描写が細かく描かれたが、その反面、短編で伏線となっていた「イチの国」の遺跡の描写が大幅に省略され、映画では出木杉ものび助（のび太の父親）も出てこない。
短編では遺跡の住人の身長が犬か猫程度と知ったドラえもんがのび太とともに「3億年前から1000年後」に向かった。「犬や猫程度の身長」とは犬や猫が直立したときの身長であろうか? 犬や猫の場合、「体長」で考えるべきであろう。
映画ではのび太がイチと再会する約束をしていたのでタイムマシンで向かったところ、ねじれゾーンに巻き込まれ、「3億年前から1000年後」の「イチの国」に着いてしまった。
映画ではのび太がイチと再会する約束をしていたのでタイムマシンで向かったところ、ねじれゾーンに巻き込まれ、「3億年前から1000年後」の「イチの国」に着いてしまった。
「のび太の恐竜」と同様、動物を飼えない野比家でのび太がどうやって動物を世話するかが問題になっており、「さらばキー坊」と同様に人間と自然の共存がテーマでもある。
短編ではイチの子孫たちが地球から去る原因が「地球の気象の大変動」であったが、映画では多数の隕石の衝突で、最大の隕石は直径2キロ、犬・猫たちが大犬座に移住した。
天体の衝突は『のび太と流の騎士』で描かれた6500万年前の恐竜の滅亡と同じである。このとき、ドラえもんたちは地下にシェルターを作り、一部の恐竜たちを地下に誘導して助けた。
短編ではイチの子孫たちが地球から去る原因が「地球の気象の大変動」であったが、映画では多数の隕石の衝突で、最大の隕石は直径2キロ、犬・猫たちが大犬座に移住した。
天体の衝突は『のび太と流の騎士』で描かれた6500万年前の恐竜の滅亡と同じである。このとき、ドラえもんたちは地下にシェルターを作り、一部の恐竜たちを地下に誘導して助けた。
イチの子孫たちが地球で進化し続けていたら恐竜も人類も現れなかったかも知れない。ドラえもんたちが3億年前の世界に行く前から「現代」社会で遺跡が話題になっていたので、「イチの国」は初めから歴史に組み込まれていたのだろうが、1000年後の環境変動は生物の進化の歴史を守る自然の力であろうか。
映画でのび太がイチに「いっしょに21世紀に帰ろう!!」と言ったとき、ドラえもんが「進化したイチをつけれはいけないよ」と諭した。もともと犬・猫たちが21世紀ですみ場所がないから3億年前に送り込んだはずであった。
映画でのび太がイチに「いっしょに21世紀に帰ろう!!」と言ったとき、ドラえもんが「進化したイチをつけれはいけないよ」と諭した。もともと犬・猫たちが21世紀ですみ場所がないから3億年前に送り込んだはずであった。
原作では「イチの国」の遺跡はアフリカで發見されたことになっている。
「恋するドラえもん」という話では、ドラえもんが現代の猫2匹を「イチ」の国に送り届けている。
「恋するドラえもん」という話では、ドラえもんが現代の猫2匹を「イチ」の国に送り届けている。
ハチの正体はイチであった。老犬となったイチがタイムマシンで3億年後の世界ののび太に会いに行くはずが、ねじれゾーンに入って1000年後のワンニャン国に着いてしまい、その過程で小犬に戻ってしまった。イチはそこで「ハチ」という名で第2の人生（犬生?）を歩んでいたわけだ。
1000年後のワンニャン国には別の老犬の大統領がいたが、この国には1000年前の初代大統領が一般市民として生活していたことになる。イチたちが地球を去るとき、のび太は大統領の前でイチに「イチ」と語りかけていたので、ハチがイチであることは大統領もわかったはず。
1000年後のワンニャン国には別の老犬の大統領がいたが、この国には1000年前の初代大統領が一般市民として生活していたことになる。イチたちが地球を去るとき、のび太は大統領の前でイチに「イチ」と語りかけていたので、ハチがイチであることは大統領もわかったはず。
ドラちゃんのおへや - はなバルーン倶楽部
のらイヌたちをすくえ!!（前） 1981/03/10 529
のらイヌたちをすくえ!!（後） 1981/03/11 530
のら犬「イチ」の国 1987/01/02(S) (S)
のらイヌたちをすくえ!!（前） 1981/03/10 529
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のら犬「イチ」の国 1987/01/02(S) (S)
Google 画像 のら犬「イチ」の国
てんコミ22「のら犬イチの国」では3億年前の地球でイチの子孫がのび太を神像のモデルにしながらのび太とドラえもんを見て驚かず宇宙に旅立ち、環境の変動も台詞だけで簡単すぎた。短編にしては長い方でも頁数の制約の為か。なおこの問題はアニメで解消される。
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のら犬「イチ」の国：1980年小六10月号
→81年8/25てんコミ22巻
→TVアニメ81「のらイヌたちをすくえ!!（前後編）」
→87「のら犬『イチ』の国 」
→2004映画「のび太のワンニャン時空伝」
→2010TVアニメ「子犬イチの国（前後編）」
15:40 - 2014年11月23日
→81年8/25てんコミ22巻
→TVアニメ81「のらイヌたちをすくえ!!（前後編）」
→87「のら犬『イチ』の国 」
→2004映画「のび太のワンニャン時空伝」
→2010TVアニメ「子犬イチの国（前後編）」
15:40 - 2014年11月23日
わさドラは原作重視と言われるが、「のら犬『イチ』の国」に限っては1981年と87年の大山版の方が原作に近く、2010年のわさドラ版「子犬イチの国」は原作と相当違っている。原作に忠実なアニメを見たい人には81年版か87年版のレンタルDVDがお勧め。
15:42 - 2014年11月23日
15:42 - 2014年11月23日
関連語句
イチの国 「イチ」
のら犬「イチ」の国 イチ 3億年前 イチの国 ドラえもん イチの国 のび太
作品 [1] [2]（古代編）
参照
地球誕生～古生代～中生代
「石器時代の王さまに」なれず、のら犬「イチ」の国で「神」になったのび太
2004年映画ドラえもん『のび太のワンニャン時空伝』フィルムコミック（小学館）
のら犬「イチ」の国・補足
藤子作品関連（2010年1月～）
イチの国 「イチ」
のら犬「イチ」の国 イチ 3億年前 イチの国 ドラえもん イチの国 のび太
作品 [1] [2]（古代編）
参照
地球誕生～古生代～中生代
「石器時代の王さまに」なれず、のら犬「イチ」の国で「神」になったのび太
2004年映画ドラえもん『のび太のワンニャン時空伝』フィルムコミック（小学館）
のら犬「イチ」の国・補足
藤子作品関連（2010年1月～）
漢字掄原点回帰II＞『ドラえもん』の翻譯比較4（のら犬「イチ」の国）