第2話「大器晩成?」
1852年当時、土佐の洪水を防ぐための堤防作りの話。
昨今話題のダム建設などの公共工事を連想した。

龍馬は江戸に行く志を持ち始めた。一方、ペリーの黒船はインド洋を航海、日本を目指していた。
黒船の存在はオランダを通して江戸幕府につたえられていたが、これは内密であった。

第3話「偽手形の旅」
龍馬は江戸で千葉周作の弟が開いている道場へ剣の修行に行く。案内役も同行。
岩崎弥太郎が偽名を使って同行し三人連れとなる。

四国を出るところで、弥太郎だけ偽手形とばれて、海を越えられなくなり、弥太郎は海岸から龍馬たちの乗った船を見送った。

偽手形と言えば、『水戸黄門』の光圀も1690年代に本州から四国高松を訪れたりしたが、手形には「越後のちりめん問屋の隠居・光右衛門」としての身分が書かれてあっただろうから公文書偽造である。
今で言えば元副総理が偽造パスポートで外遊するようなものだ。

『水戸黄門』の諸国漫遊はやはりフィクションであり、無理があると改めて実感。

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2010年1月 1/20