文庫第3巻「噴煙の章」では1976年後半戦の巨人×阪神3連戦が描かれ、ここで小林繁に代わって星飛雄馬が右腕投手としてリリーフ。

第1戦は阪神が勝利、続く第2戦で巨人の小林繁と阪神の古沢の投手戦。
0-0で迎えた6回裏、阪神の8番・片岡の代打・遠井がヒット。代走は佐野。古沢が送り、1死走者2塁。
ここで長嶋監督が小林繁に代えて星を起用。
阪神打線はトップに戻って中村…だったが102ページのスコアボードを見ると阪神の1番打者は藤田であり、中村は2番打者。
星は走者・佐野と打者・中村を打ち取って阪神打線を無得点に抑えた。
巨人も無得点で次の阪神の攻撃でも星が続投。阪神の2番は島野から(139ページ)。

この試合のスタメンは102ページのスコアボードの絵によるとこうなっている。

読売ジャイアンツ
一 8 柴田(推定)
二 5 高田
三 7 張本
四 3 王
五 9 末次
六 4 ジョンソン(→実際は8回表に代打で登場し2ランHR)
七 6 河埜
八 2 吉田
九 1 小林(→6回裏、星に交代)

阪神タイガース
一 6 藤田(→実際は中村)
二 4 中村(→実際は島野)
三 5 掛布
四 3 田淵
五 9 ラインバック
六 7 榊原(推定)
七 8 池内(推定)
八 2 片岡(「片」の上半分が「中」のそれに見える)
九 1 古沢(推定)

結果(158ページ)
___1_2_3_4_5_6_7_8_9
巨人_0_0_0_0_0_0_0_2_0
阪神_0_0_0_0_0_0_0_0_0
└→T-Cup掲示板

阪神の藤田(おそらく藤田平)はスコアボードでは1番打者だったが、実際は中村が1番打者だった。しかし藤田は星のノーワインドアップによるボールをを打ち、安打1を奪ったようなので、出場はしているようである。、

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