「プロポーズ作戦」ではのび助の妹が登場し、これを玉子が観て誤解する展開で、初期大山のぶ代版でも再現された。
この妹はのび太にとって叔母であり、のび太の「おばさん」は何度か登場しているが、誰なのかわからない。

 

のちのリメイク作品ではそれが是正されている。
最近のアニメではのび助がたまたま公園で出会った女の子になっていた。

 

 

また、「ぼく、桃太郎のなんなのさ」の原作ではドラえもんがバケルの変身人形を使うのだが、ロボットであるドラえもんの「魂」が人形に乗り移るというのは考えにくい。
アニメではドラえもんはそのままで、静香、スネ夫、ジャイアンが動物に変身している。しかもバケルは登場しない。

 

 

アニメは1981年の夏の映画化され、2008年にテレビの1時間スペシャルとしてリメイクされた。
静香、スネ夫、ジャイアンは「動物変身ビスケット」で変身した。

 

 

このあたり、アニメでの脚色が原作の矛盾を解消した例である。