江戸時代の終わりを1867年までとする場合と、1868年までとする場合がありそうです。
慶喜が政権を朝廷に返却した大政奉還(Wiki)は当時の日本の暦で慶応3年(1867年)10月14日。
一方、それを受けた朝廷が出した王政復古(Wiki)の大号令は慶応3年12月9日ですが、今の暦では翌年にずれて1868年1月3日になります。
1868年の初め、鳥羽・伏見の戦いから西郷隆盛と勝海舟の会談、江戸開城あたりまでは厳密には「慶応4年」になります。
その後、1869年(明治2年)に明治天皇が京都から東京に移り、1871年(明治4年)に廃藩置県です。
時代劇における「慶応4年(1868年)」
幕末から明治までを描いた時代劇の場合、『翔ぶが如く』)西郷隆盛と大久保利通が主人公)、『徳川慶喜』や『天璋院篤姫』では明治維新以降まで描かれました。一方、来年の『龍馬伝』は主人公が坂本龍馬(または~竜馬)で、龍馬が暗殺されたのは1867年、大政奉還の直後、王政復古の前なので、もし、ドラマで龍馬の死まで描いて終わるとすると、完全に江戸時代のうちに話が終わることになります。
幕末から明治までを描いた時代劇の場合、『翔ぶが如く』)西郷隆盛と大久保利通が主人公)、『徳川慶喜』や『天璋院篤姫』では明治維新以降まで描かれました。一方、来年の『龍馬伝』は主人公が坂本龍馬(または~竜馬)で、龍馬が暗殺されたのは1867年、大政奉還の直後、王政復古の前なので、もし、ドラマで龍馬の死まで描いて終わるとすると、完全に江戸時代のうちに話が終わることになります。
必殺シリーズでは『仕事人意外伝』のタイムスリップや『現代版』を除くと、『必殺からくり人・血風編』で慶応4年(1868年前半)、戊辰戦争の時期に官軍が江戸に近づいていた時代を描いたのが一番現代に近いことになります。
中村主水(~もんど)は『からくり人』には出ていませんが、別のスペシャル版『横浜異人屋敷』で1868年初めの鳥羽・伏見の戦いに参戦、佐々木只三郎(「龍馬を斬った男」とされる)を暗殺しており、これは一応、日本の時代劇では「江戸時代末期」とされています。
中村主水(~もんど)は『からくり人』には出ていませんが、別のスペシャル版『横浜異人屋敷』で1868年初めの鳥羽・伏見の戦いに参戦、佐々木只三郎(「龍馬を斬った男」とされる)を暗殺しており、これは一応、日本の時代劇では「江戸時代末期」とされています。
補足
明治天皇が東京に移ったのは1869年。西暦2009年はそれから140年である。
明治天皇が東京に移ったのは1869年。西暦2009年はそれから140年である。