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スポーツ報知電子版の記事。
まず、記事の冒頭で
金妍兒(19)=韓国=は3回転ジャンプが1回転になるミスなどで65.64点の2位。
とあり、安藤美姫の写真の下には
金妍兒を抑えSP1位に立った安藤美姫
とある。
いずれも「金妍兒」の「兒」の字体が非略字体である。日本で「旧字」、中国で「繁体字」である。ちなみに、日本の略字で「児」、中国の簡体字で「儿」である。
ところが、この記事の選手のコメントで
金妍児「演技前の練習で今までにない転び方をして当惑した。フリーはミスを挽回するために、違う大会に臨むつもりでやる」
(略)
(2009年12月4日22時13分 スポーツ報知)
とある。こちらは「金妍児」の「児」の字体が日本式略字である。

原文で数字が全角である部分は半角にした。小数点は中央にあったものを半角の終止符にした。

「金妍」と「金妍」の2種類がある(12月5日昼12:47)。
これは電子版だけの記事のようで、紙に印刷された紙面では12月4日の紙面でも5日の紙面でも見当たらない。

もし、あとでどちらかに統一されたら、スポーツ報知の記者がこのブログ(電脳網日記、博客)を観ていたことになるか。それとも他の読者が指摘した場合であろう。

それにしても、鈴木明子というのは失礼ながら「意外」な伏兵である。
1985年生まれだから安藤美姫(1987~)より2歳年上だ。