2009年までの時点で、大河が扱った時代で、一番古いのは平安時代であり、どういうわけか『天平の甍』など奈良時代以前を扱った作品は大河になっていない。
一方、2009年にはTBSがドラマとドキュメンタリーを混ぜて鑑真を描いた番組を作った。
一方、2009年にはTBSがドラマとドキュメンタリーを混ぜて鑑真を描いた番組を作った。
『花の生涯』(1963)は井伊直弼を主役にした作品で、放送された1963年当時は直弼没後103年、清川八郎の浪士組が結成されてから100年が経過していた。
『三姉妹』(1967)は明治100年に相当する1967年に放送。
『竜馬がゆく』(1968)は坂本龍馬が没してから101年後に放送された。この1968年に明治100年のイベントがおこなわれたらしい(Wikipedia 1968年>できごと>10月)。
『三姉妹』(1967)は明治100年に相当する1967年に放送。
『竜馬がゆく』(1968)は坂本龍馬が没してから101年後に放送された。この1968年に明治100年のイベントがおこなわれたらしい(Wikipedia 1968年>できごと>10月)。
『八代将軍吉宗』のときはテレ朝『暴れん坊将軍』と時代設定が重なっていた。
江戸時代の文化・文政から天保までは大河以外のNHK時代劇で扱われていることが多い。
幕末ものは大抵、明治まで扱うが、近代史になると朝の連続テレビ小説での扱いが多い。篤姫が没した1883年から『純情きらり』の桜子が生まれた1920年まで、わずか37年である。
Y!Japan または Google
↑NHK大河ドラマ 年表 で検索
江戸時代の文化・文政から天保までは大河以外のNHK時代劇で扱われていることが多い。
幕末ものは大抵、明治まで扱うが、近代史になると朝の連続テレビ小説での扱いが多い。篤姫が没した1883年から『純情きらり』の桜子が生まれた1920年まで、わずか37年である。
Y!Japan または Google
↑NHK大河ドラマ 年表 で検索
初期武家政権時代(鎌倉~室町~戦国)前後と江戸時代が交互に採用されているが、細かく観ると戦国時代が連続したり、江戸時代が連続することもあった。
もっとも、作品が新しくなるたびに時代がさかのぼったり、数百年進んだりすることが多く、前後の作品で時代が重ならないように工夫されている。
『政宗』→『信玄』→『春日局』という流れを見ると、政宗は家光の時代に没しているので、もし、『政宗』のすぐあとに『春日局』になれば戦国から徳川3代に続く超大河ドラマになったはずだが、間に戦国時代の真っ最中に没した信玄の話が入ったので、一度、時代の流れがリセットされている。
『政宗』→『信玄』→『春日局』という流れを見ると、政宗は家光の時代に没しているので、もし、『政宗』のすぐあとに『春日局』になれば戦国から徳川3代に続く超大河ドラマになったはずだが、間に戦国時代の真っ最中に没した信玄の話が入ったので、一度、時代の流れがリセットされている。
珍しいところでは『信長』のあとの『琉球の風』の演出があり、『信長』で仲村トオルが演じていた秀吉が次の『琉球の風』の第1話冒頭で登場していいる。まるで『信長』の続編のような描かれ方であった。もっとも、『信長』で徳川家康を演じたのは郷ひろみ、『琉球の風』で家康を演じたのは小林旭であるから、一応、別の世界になっている。
また、『篤姫』→『天地人』→『龍馬伝』→『江』は幕末と戦国が完全に交互になっている。
しかも『天地人』(大河)→『坂の上の雲』(SPドラマ)→『龍馬伝』(大河)という流れを観ると戦国から明治に飛んで、それから幕末に戻っている。
もし、『龍馬伝』の次に『坂の上の雲』が来れば、幕末から明治に流れが進むはずだが、そうはならないようだ。
しかも『天地人』(大河)→『坂の上の雲』(SPドラマ)→『龍馬伝』(大河)という流れを観ると戦国から明治に飛んで、それから幕末に戻っている。
もし、『龍馬伝』の次に『坂の上の雲』が来れば、幕末から明治に流れが進むはずだが、そうはならないようだ。