野比のび太年齢変遷(5の倍数年生まれ限定)

のび太の誕生日は8月7日である。
例えば1960年生まれとすると、1967年で7歳、小学1年だが、厳密には1967年正月では6歳でまだ小学校に入っていない。1967年4月に小学校に入学し、8月7日に7歳になった。
また、1960年生まれの場合、1973年で13歳、中学1年生だが、1973年の3月までは小学6年生であり、4月に中学に進学し、春の時点では12歳で。その年の8月7日で13歳になった。
したがって、西暦何年生まれであろうと、のび太は13歳になる年の3月までは小学6年生、8月6日までは12歳である。

ここで、のび太が小学生である場合だけを考えてみる。
1970年正月、ドラえもんが野比家に居候を開始。2月は自動車事故に遭う予定だった時期である。
このと、1960年生まれののび太は9歳で小3。1970年8月7日で10歳で小4。

1973年で1960年生まれののび太は中学生。1965年生まれののび太が8歳で小2。

1965年生まれののび太は「地下鉄をつくっちゃえ」では9歳(小4)。「ツチノコ見つけた!」では10歳(小4)か11歳(小5)。

1977年、「りっぱなパパになるぞ!」では1965年生まれが12歳(小6)、1970年生まれが7歳(小1)。

1979年春、テレ朝版アニメ開始当時、1960年生まれののび太は大学を受験していたはず。
このとき、1970年生まれののび太が9歳で小学3年。

1982年、「竜宮城の八日間」では1970年生まれののび太が12歳(小6)、1975年生まれが7歳(小1)。
1985年、「ハリーのしっぽ」では1975年生まれののび太が10歳(小4)。

2001年は「りっぱなパパになるぞ!」における「25年後」。ここでのび太の息子・ノビスケが小学生くらい。2002年では1990年生まれののび太が12歳(小6)、1995年生まれののび太が7歳(小1)。のび助が2002年で10歳とすれば1992年生まれになる。

1995年生まれののび太は2005年の声優交代のときに10歳(小4)、2006年に「ジーンと感動する話」でドラマ『レガッタ』のロケ現場に遭遇したときに11歳(小5)、2008年3月で小学校を卒業した。

次に2000年生まれののび太は2008年、「のび太たちのアイスショー」で浅田真央と対面したときは8歳(小2)。若田宇宙飛行士が宇宙ステーションで作業をしていた2009年春(推定)に小2から小3に進級。テレ朝アニメ30周年の年の夏で9歳(小3)。2010年の映画『ドラえもん』30周年の年で10歳(小4)。

つまり、この「5の倍数年生まれ限定」では、2005年春の声優交代後、2008年春を境にのび太も「交代」していることになる。2006年ののび太と2008年ののび太が「別人」になる。

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