のび太の近未来を描いた作品の雑誌掲載時期を調べた。
小学館文庫『ド・ラ・カルト』（1998年）と小学館コロコロ文庫『ドラえもん[のび太グラフィティ編]』（2002年）を参考にした。2002年と言えば原作「りっぱなパパになるぞ!」で設定されたのび太の「25年後」である。
ここで、掲載時期をのび太少年時代の基準にして近未来が西暦何年か推定してみた。
小学館文庫『ド・ラ・カルト』（1998年）と小学館コロコロ文庫『ドラえもん[のび太グラフィティ編]』（2002年）を参考にした。2002年と言えば原作「りっぱなパパになるぞ!」で設定されたのび太の「25年後」である。
ここで、掲載時期をのび太少年時代の基準にして近未来が西暦何年か推定してみた。
のび太のおよめさん
1972年『小学四年生』2月号、てんとう虫コミックス第6巻
└→作中の「25年後」は1997年。野比家は10年前（推定1987年）にマンションに引っ越したらしい。ノビスケも1997年で10歳とすれば、1987年生まれか。2009年で22歳である。
1972年『小学四年生』2月号、てんとう虫コミックス第6巻
└→作中の「25年後」は1997年。野比家は10年前（推定1987年）にマンションに引っ越したらしい。ノビスケも1997年で10歳とすれば、1987年生まれか。2009年で22歳である。
りっぱなパパになるぞ!
77『小六』3、てんコミ16
└→「25年後」は2002年で、ノビスケの日記の表紙から明確。
77『小六』3、てんコミ16
└→「25年後」は2002年で、ノビスケの日記の表紙から明確。
雪山のロマンス
78『小六』10、てんコミ20
└→作中の「14年後」は1992年。原作「りっぱな～」のノビスケが2002年で10歳と假定すると、この92年に生まれたことになる。原作第1話でドラえもんとセワシがのび太に見せたアルバムでは次の1993年、のび太の会社が火災に遭うはずだった。
78『小六』10、てんコミ20
└→作中の「14年後」は1992年。原作「りっぱな～」のノビスケが2002年で10歳と假定すると、この92年に生まれたことになる。原作第1話でドラえもんとセワシがのび太に見せたアルバムでは次の1993年、のび太の会社が火災に遭うはずだった。
のび太の結婚前夜
81『小六』8、てんコミ25
└→作中の結婚式が何年後がわからないが、「14年後」とすると1995年。原作第1話でドラえもんとセワシがのび太に見せたアルバムでは1995年当時、のび太とジャイ子の家に借金取りが多数来訪していた。
81『小六』8、てんコミ25
└→作中の結婚式が何年後がわからないが、「14年後」とすると1995年。原作第1話でドラえもんとセワシがのび太に見せたアルバムでは1995年当時、のび太とジャイ子の家に借金取りが多数来訪していた。
しずちゃんをとりもどせ
89『小五』『小六』6、てんコミ40
└→作中、のび太と静香が大人でノビスケが少年。何年後か明記されていないが、「25年後」とすると2014年。なお、その次の2015年は1970年を基準とした場合の「45年後」である。また、1989年は原作第1話でのび太とジャイ子が結婚するとされた「19年後」に相当すると思われる。
89『小五』『小六』6、てんコミ40
└→作中、のび太と静香が大人でノビスケが少年。何年後か明記されていないが、「25年後」とすると2014年。なお、その次の2015年は1970年を基準とした場合の「45年後」である。また、1989年は原作第1話でのび太とジャイ子が結婚するとされた「19年後」に相当すると思われる。