『水戸黄門』の目的地または主な行き先一覧I

今度は俳優ごとに分けてみる。石坂浩二版は期間が短いので里見浩太朗版と連続にした。里見浩太朗版は第31部からである。前と同様、第23部と第24部の間の「外」はかげろうお銀を主役にした『水戸黄門外伝』である。

_東野英治郎版  西村晃版___  佐野浅夫版__  石坂浩二版~里見浩太朗版
01▽高松___  14▽盛岡___  22▽紀州___  29▽全国各地
02_久留米__  ↓_高松___  23_金沢加賀_  30_全国各地
03_薩摩___  15_福岡___  外_全国各地_  31▽大坂
04_越後高田_  16_紀州___  24_薩摩___  32_加賀
↓_東北___  17_鳥羽___  25_高松___  SP_薩摩(番組1000回記念)
↓_北海道__  18_長崎___  ↓_瀬戸内九州  33_鳥取
05_肥前五島_  ↓_肥前平戸_  ↓_東北北陸_  34_仙台
06_鹿児島から  20_高松___  26_伊賀___  35_高松、長崎
↓_水戸へ__  21_三河岡崎_  27_盛岡___  SP_甲府(ナショナル劇場50周年)
07_東北___  _______  28_東海道__  36_金沢
↓_北海道__  _______  _______  37_高田
08_薩摩___  _______  _______  38_近畿→瀬戸内
09_秋田___  _______  _______  39_長崎
10_京都___  _______  _______  40_東北→北陸
11_鶴岡庄内_  _______  _______  
12_高松___
13_尾張___

第29部は光圀の藩主時代から隠居するまでの過程が冒頭で描かれていたようである。つまり、石坂版で時代設定が光圀隠居の初期にリセットされている。
松尾芭蕉は第30部(石坂浩二版)と第40部(里見浩太朗版)に登場した。芭蕉は1694年没であるから、第30部と第40部の時代設定が1690年から1694年までの間である。

第3部の時代設定は1690年のようである。
第25部(佐野浅夫版)と第40部(里見浩太朗)で光圀はいずれも北陸を旅し、新潟を訪れている。
源六または新之助と名乗っていた吉宗は第28部(佐野浅夫版)と第38部(里見浩太朗版)に登場。

時代設定と縱軸に、俳優を横軸にするとこうなる。

1690年_ 63 東野英治郎版 西村晃版 佐野浅夫版 石坂浩二版~里見浩太朗版
光圀隠居 │ │_____ │___ │____ │ 
____ │ │_____ │___ │____ │1694年松尾芭蕉没
____ │ │_____ │___ │____ │1696年源六が頼方に改名
____ │ │_____ │___ │____ │(別名・新之助、のちの徳川吉宗)
____ │ ↓_____ ↓___ ↓____ ↓
1700年_ ↓ 
光圀没_ 73歳(光圀の年齢、数え年) 

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