世代別キャラクター(1960年代生まれ)

1960年生まれ
野比のび太
第1話の時代設定は1970年正月。その時点ではのび太が9年後の1979年に大学を受験する予定だったので、のび太が高校3年だったのが1978年4月~79年3月とすれば、のび太の18歳の誕生日は78年8月7日。18年さかのぼると第1話の設定におけるのび太の生年月日は1960年8月7日で、第1話の時点で9歳と5箇月前後、小学3年の2学期と3学期の間の冬休みであった。

なお、この1970年当時ののび太にとって、「45年後」は西暦2015年である。2016年リオ五輪の前年だ。
こののび太は西暦2010年8月7日で50歳になる。

1962年生まれ
松田聖子(早生まれ)
1980年に歌手デビュー。「赤いスイートピー」が出た1982年ごろ(推定)にサイン会を開いたところ、当時7歳の片岡玉子(のちののび太の母・野比玉子)が会場にやってきた模様。のび太とドラえもんも玉子のあとを追ってきた。

Wikipedia によると、てんとう虫コミックス第2巻「ぼくの生まれた日」でのび太が昭和39年(つまり1964年)に生まれたという設定は、雑誌掲載当時は昭和37年(1962年)だったらしい。これが正しいとすると雑誌掲載当時の「ぼくの~」ののび太は松田聖子と同年生まれで、学年では1年後輩である。
Wikipedia ドラえもん>作中の時代設定脚注14
└→1962年、1963年

『藤子・F・不二雄大全集ドラえもん』第2巻によると、「ぼくの生まれた日」は1972年『小四』8月号に掲載され、当時はのび太は昭和37年(1962年)生まれだった。
また、『大全集』にある「この絵600万円」では昭和24年(1949年)が23年前なのでのび太は1972年で10歳だったことになる。つまり、1962年生まれだ。『大全集』以前の単行本では1949年から25年後で、1974年がのび太10歳の時代になる。
さらに、『大全集』では「ツチノコみつけた!」でのび太が中学進学間近となっており、『小六』の1975年3月号掲載だったらしい。こののび太が1975年3月で小学校を卒業したとすれば、やはり1962年8月7日生まれになる。

1964年生まれ
のび太の「1964年生まれ」という設定では声優交代寸前の西暦2004年で40歳。相当、初期の設定に見えるが、それでも第1話を基準にすると「あとにできた設定」のほうである。のび太は8月7日生まれであるから、1964年生まれとすると第1話ののび太は5歳と5箇月弱。まだ小学校にも入っていない。
なお、1962年生まれのほうを採用すると、第1話ののび太は7歳で、小学1年生だったことになり、のび太が小学生という設定と合致する。

1966年生まれ
1967年生まれ
山田サチ子
73年春で小学校入学だと、7歳の誕生日は73年4/2から74年4/1まで。すると、生年月日は66年4/2から67年4/1まで。66年生まれだと兄・太郎が1958年生まれなので8歳年下、67年生まれだと9歳年下。
└→山田サチ子と山田太郎の年齢差
└→世代別キャラクター・補足II