中西が東京スーパースターズと対戦(『ドカベン・スーパースターズ編』)
2008年、東京スーパースターズ戦で中西球道が登板し、里中と投げ合う。ロッテの捕手は、かつてロッテにいたころの里中と組んでいた瓢箪(漫画での表記は「瓢簞」、「簞」の「竹」の下が「口」2つ)。猿渡の片足にボールが当たり、1塁出塁。土井垣が岩鬼に空振りを命じ、それがサヨナラ本塁打となる。
瓢箪駒吉は『ドカベン・スーパースターズ編』第1巻の巻末解説で「瓢箪」(「箪」は「竹」+「単」)だが、第27巻29ページでは「瓢簞」(「簞」は「竹」+「單」)であった。

 

結局、ロッテと仕事で親しかった「長屋の大家」が仕掛けた「山田(実は太郎の祖父)によるロッテ逆指名」の工作は何だったのだろうか。『大甲子園』のとき、ロッテはオリオンズの時代で、本据地は78年以降、横浜大洋から川崎を引き継いで、神奈川にあった。山田が西武に入ったとき、このロッテの話が一切、出なかったのも奇妙である。

 

補足
『ドカベン・スーパースターズ編』は単行本などで「・」なしの『ドカベンスーパースターズ編』で、「スーパースターズ編」が小さく、単行本のカバーの作品紹介では「『ドカベン スーパースターズ編』のように間に空白がある。ここでは『ドカベン・スーパースターズ編』のように点を入れた。

 

さらに補足
インターネットで観たところ、東京スーパースターズは2005年(平成17年)、2007年(平成19年)、2008年(平成20年)の日本シリーズで日本一になってて、しかも『ドカベン』では千葉ロッテ入団後の中西球道が日本シリーズで時速157kmを記録していることになっているらしい。
└→時速160キロ剛速球第1号は藤村甲子園か中西球道か不知火守か

 

2000年(平成12年)の日本シリーズは巨人とダイエーのON対決。
2001年(平成13年)はヤクルトと近鉄。
それ以降、2005年(平成17年)の日本シリーズは阪神と千葉ロッテだったが、『ドカベン』ではロッテに代わって東京スーパースターズが出場したはず。

 

2010年(平成22年)の開幕戦は東京スーパースターズと千葉ロッテの試合で、東京は立花光、ロッテは多友剣が先發登板。

 

令和4年tw

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前後一覧
2009年10/28

 

関連語句
ロッテ ドカベン 山田 大甲子園 千葉
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注釋
逆逆指名
「逆逆指名」だったら「逆の逆」だから、ただの「指名」と同じではないかと想うが、どうも選手が球団に「自分を指名しないでほしい」と要請することらしい。それなら「不指名要請」とでも表現すればいいことだ。
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田沢純一 逆逆指名 で検索

 

10球団が山田を1位指名
残るダイエー、巨人の2球団は岩鬼を1位指名。抽選で早くもON対決となり、ダイエーの王監督が交渉権獲得。岩鬼は高3夏の「山田ロッテ逆指名」騒動のとき、記者団に「阪神以外から指名されたら進学」を表明して虎ファン&アンチ巨人を自称していたが、長嶋Gなら別と考えたか、ダイエーと巨人、どちらにも入りたいという心境を示していた。長嶋が現役だったころ、岩鬼は将来の巨人入団を考えていたようだ。
└→岩鬼正美と巨人軍の関係

参照
『ドカベン』(2009年5月)