2008年――医師不足、たらい回し問題

大阪府阪南市で医師8人が辞表提出
医師の給与引き下げを主張していた候補者が市長選に当選したためらしい。こういう場合、当選した人だけが責められるが、当選者に投票した有権者が批判されないのは妙である。まず、この視聴した有権者が誰か個人を特定し、糾弾すべきであろう。それが市の責任は市民の責任であり、国の責任は国民の責任である。
2008年11月16日、12:14

日本のマスコミは確かに何か事件が起きると被害者の悲しみを強調し、少数の責任者に「罪」をかぶせて叩く癖がある。そして「被害者」がどんな人間だったか、「加害者」の過去の作文まで掘り出す。将来に向けてどうするかを考えず過去の責任者叩きばかりしている。この傾向は「東京裁判」で天皇や軍部に戦争責任を押し付けた東京裁判の影響のようにも見えるし、60年以上前の過去の戦争の原因ばかりを探し、今後の戦争帽子を一切考えない日本の「反戦思想」の偽善にもつながる。
一方、不況による派遣切りについては、金融危機の原因が全く語られない。ただ、自然現象のように不況だ、悲惨だ、こればかり。実は戦争に関しても戦時中、子供だった世代が「いつのまにか戦争だった」記憶を語るだけである。
2008年12月22日 23:44

埼玉でたらい回しを防ぐ試みが始まっている。
実際にそれが機能するかどうか、しばらく注意する必要がある。東京ではシステムができあがっても医者が受け入れを拒否するケースがあった。昼のテレビのニュースによると、埼玉の場合、受け入れができない場合でも、ほかの病院を紹介できるシステムにするらしい。こうなるまでに、「二度とないように」と言われた悲劇が何度繰り返されたことか。
むしろ、皆が「日本には医者はいない」と想って、病気になっても病院に行かないことを選べば、満床も減り、たらい回しも次第になくなっていくだろう。飯島愛のように最期まで家で独りで闘病するほうが、選擇肢としては正しいだろう(坂井泉水は病院にいても事故死した)。
2008年12月27日 12:25
Y!JapanGoogle埼玉 妊婦 受け入れで検索