神武天皇が即位した紀元前660年から推古天皇が即位した紀元592年まで1250年余り。
神武天皇が生まれたとされる紀元前711年から推古天皇が生まれた紀元554年まで1265年ほど。
推古天皇は第33代天皇だが、何世代目かを考えると、第22世代くらいになる。

初代神武天皇から第15代応神天皇までは息子や孫に譲位している。
12景行の次の13成務は甥であり、日本武尊は13成務の從兄弟、14仲哀は日本武の息子で、13成務の甥。

しかし、15応神天皇に続いて16仁徳天皇の次の3人(17履中、18反正、19允恭)は兄弟でほぼ同世代。允恭の次の20安康と21雄略も兄弟で、22清寧と23顕宗は從兄弟である。
24仁賢の次の25武烈天皇と26継体天皇は義兄弟になる。

27安閑と28宣化と29欽明は兄弟でほぼ同世代。30敏達と31用明と32崇峻は異母兄弟で、33代推古天皇は用明とは兄妹になる。

図にするとこうなる。

1神武(初代)・・・第1世代



12景行・・・第12世代
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日本武尊_13成務・・・第13世代

14仲哀・・・第14世代

15応神・・・第15世代

16仁徳・・・第16世代
├───┬───┐
17履中_18反正_19允恭・・・第17世代
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20安康_21雄略_○・・・第18世代
┌────┘┌─┤
22清寧_23顕宗_24仁賢(17履中の孫)・・・第19世代
┌───┬───┘
25武烈_○┬26継体(武烈の義兄弟、応神の子孫)・・・第20世代
┌────┼───┐
27安閑__28宣化_29欽明・・・第21世代
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30敏達_31用明_32崇峻_33推古・・・第22世代
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○___聖徳太子(用明の皇子、推古の甥)・・・第23世代
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34舒明_○・・・第24世代
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34舒明┬35皇極→37斉明_36孝徳・・・第25世代
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38天智_40天武(姪の持統を妃に)・・・第26世代
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39弘文_41持統─40天武_43元明・・・第27世代

つまり、神武から推古まで22世代。1260年で21世代だと60年。1世代30年なら630年で21世代。
29欽明は28宣化のむすめ、つまり自身の姪と結婚した模様。
34舒明にとって妃である35皇極(=37斉明)は姪である。