『新巨人の星』および『ドカベン』と1977年 

1977年は『ドカベン・プロ野球編』の岩鬼正美が生まれた年だが、1974年に明訓に入学した山田、岩鬼正美は3年で卒業したとすれば、77年3月には明訓を卒業したはずである。
実際の『ドカベン』明訓編では1977年当時、山田と岩鬼が高1秋の関東大会から高2夏の予選までが描かれていた。
秋には王貞治が756号HRを打った。アニメでは山田高1秋、クリーン戦の描写でこの話題が取り入れられている。クリーンハイスクールのフォアマンが来日したのは王のHRに対する「かたき討ち」という位置づけだ。

2月10日、少年チャンピオン・コミックス『ドカベン』第25巻發行。山田高1秋関東大会。甲府学院戦からクリーンハイスクール戦まで。山田記憶喪失。
3月、明訓編初期の山田、岩鬼ら、明訓高校を卒業。
4月1日、明訓編初期の岩鬼正美18歳(プロ1年目?)。『大甲子園』の岩鬼10歳。『プロ野球編』の岩鬼誕生。
4月新学期、明訓編初期の山田、岩鬼らプロ1年目? 『大甲子園』(時代設定が1985年と假定)の山田、岩鬼小5。『プロ野球編』の岩鬼正美は赤ん坊。
4月5日、第26巻。山田高1秋関東大会。クリーン→赤城山戦。
5月5日、明訓編初期の山田太郎19歳。『大甲子園』の山田太郎11歳。『プロ編』の山田太郎1歳。
5月10日、第27巻。赤城山→高2春選抜(『プロ編』で92年秋~93年春)。山田高1秋ドラフトで大沢監督の日ハムが土井垣を、南海(野村監督?)が犬飼小次郎を指名。春選抜ではおそらく阪神現役時代の田淵と掛布が甲子園で山田の打撃練習を視察。
8月(アマゾンより)第28巻。桜島~大砂丘学院~江川学院戦。江川学院の中(あたる)登場。
(1977年9月、王が756号HR、アニメ明訓×クリーン戦で言及)
11月5日、第29巻。山田高2春選抜、明訓×江川戦。中が山田を満塁で敬遠。

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