治貞と宗睦が徳山藩を訪れた話。
作中の徳山藩藩主は毛利淡路守。
ただ、Wikipedia によると10代将軍・家治の治世初期において徳山藩藩主は毛利広寛(~ひろのり)。
1735年生まれ、1758年から藩主で1764年没で、志摩守。

その次は毛利就馴(~なりよし)、1750年生まれ、1764年から1796年まで7代目藩主で1828年没
生きた時代が大黒屋光太夫(1751~1828)とほぼ重なる。大和守、のちに石見守。

淡路守だったのは9代目、毛利元蕃(~もとみつ)で1816年生まれ、1884年没。
藩主だったのは1837年から1871年まで。

徳山藩士・柴田平八郎がはりつけにされることを知らせた立て札の張り紙に「鉄仮面」の文字があり、「鉄」と「仮」は今の日本の略字。

劇中でお京と板東染吉が販賣していた「風来山人」作『風流謎の鉄仮面傳』という本の表紙では「鉄」と「仮」が今の略字で、「傳」が非略字。
日本の略字なら『鉄仮面伝』、非略字なら『鐡假面傳』。
「風来山人」は平賀源内のペンネームであろうか。

小百合という女を演じた吉野真弓の名は、エンディングの表記で「吉野家」「吉兆」のロゴで使われる「吉」で書かれていた。

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