てんコミ『ドラえもん』第14巻「無人島へ家出」で、のび太は推定10歳のときに無人島に家出をし、10年後、のび太の出したSOS電波(らしきもの)を受信したドラえもんが無人島に来訪。
ちなみに、ドラえもんが来る直前、のび太が言った「どうなってんの? ぼくがおとなになったら、このまんがおしまいじゃないか!」という台詞は雑誌掲載当時にはなかった。
のび太とドラえもんはタイムマシンで家出当日の自宅に戻り、のび太はタイムふろしきで10歳の姿に戻った。
22世紀のドラえもんはのび太と10年ぶりに再開するまで、20世紀(連載当時)の野比家に10年滞在していたのだろうか。しかし、歴史が改変されたことで、ドラえもんがSOS電波を受信する必要はなくなったはずだ。

のび太が
無人島へ
家出___┌───→のび太とドラえもんがタイムマシンで
│____↑____のび太が家出した当日の自宅に帰還
│10___│____のび太がタイムふろしきで10歳の姿に戻る
│年___│____│
│間___│____│のび太はいつもどおり
│の___│____│両親とともに自宅で生活
│び___│____│家出は無かったことに?
│太___│____│
│失___│____│
│踪___│____↓
↓____↑____└→歴史が変わって10年、ドラえもんはどうする?
のび太失踪後10年
ドラえもんがのび太の
SOS電波を受信
無人島に来訪し
のび太とドラえもんが
10年ぶりに再会

次に、のび太の年齢を考えてみる。

_____タイムマシンとタイムふろしきの効果による肉体上、外見上の年齢
_____│_本人が経験した年月による年齢
_____↓_↓
_年齢┌──→┐
_10_↑_10←20_のび太家出_┌───→家出当日の自宅に帰還
_11_│_11_21_│_____↑____│
_12_│_12_22_│の____│____│のび太はいつもどおり
_13_│_13_23_│び____│____│両親とともに自宅で生活
_14_│_14_24_│太____│____│家出は無かったことに?
_15_│_15_25_│失____│____│
_16_│_16_26_│踪____│____│
_17_│_17_27_│_____│____│
_18_│_18_28_│_____│____│
_19_↑_19_29_↓_____↑____↓
_20→┘_20_30_ドラえもんと再会___歴史が変わって10年後
_歳

「無人島へ家出」ののち、のび太は家出直前と同じ10歳として人生を始めた。
身体もタイムふろしきの効果で10歳に戻った。
しかし、本人の経験した年月や記憶で考えると、これ以降ののび太はすでに20歳以上になっていることになる。
さらに年齢変遷を掘り上げてみる。
└→のび太の「無人島へ家出」における年齢変遷

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09年9月30日