┌鳴滝忍、千葉周作、朝吉、おきん、半次【人物】
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一匹狼の仕事人。小さな紙の蝶々を扇子で扇いで吹雪のように飛ばし、相手の目をくらませて、扇子に仕込んだ針(または鋭利な刃物か)で敵を仕留める。博打を好む。
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一匹狼の仕事人。小さな紙の蝶々を扇子で扇いで吹雪のように飛ばし、相手の目をくらませて、扇子に仕込んだ針(または鋭利な刃物か)で敵を仕留める。博打を好む。
初期には片岡孝夫が演じ(映画『必殺!THE HISSATSU』)、初登場の際は人形浄瑠璃の太夫だったが、主水グループと関わるうちに太夫としての描写がなくなり、ただの賭博が好きな仕事人になった。
俳優が大沢樹生(おおさわみきお)になったときは投獄までされたりした(映画『必殺!5黄金の血』)。
最初の設定では人形遣いの太夫と仕事人の朝吉は双子の兄弟という設定だったが、結局、同一人物になった(山田誠二『必殺完全百科』)。
千葉道場免許皆傳の腕前で、清河八郎と道場仲間だったらしい。
時代設定が明確なのは『横浜異人屋敷』に登場した片岡孝夫版の朝吉で西暦1863年。
また、『秘拳三日殺し軍団』でも片岡孝夫の朝吉が登場するが、こちらは長谷川平蔵が登場し、寛政時代とすれば、幕末の朝吉とはまったく別人である。
しかし、山田朝右衛門のように、長谷川平蔵にも同名の子孫がいたと解釋すれば、幕末に長谷川平蔵がいたとしても不思議はない。
また、『秘拳三日殺し軍団』でも片岡孝夫の朝吉が登場するが、こちらは長谷川平蔵が登場し、寛政時代とすれば、幕末の朝吉とはまったく別人である。
しかし、山田朝右衛門のように、長谷川平蔵にも同名の子孫がいたと解釋すれば、幕末に長谷川平蔵がいたとしても不思議はない。
なお、寛政時代の長谷川平蔵は松平定信の時代の人物であるが、仕掛人・藤枝梅安も寛政末期の人物である。池波文学の登場人物は寛政時代に活躍し、『必殺仕置人』以降の必殺シリーズの登場人物は文化・文政から幕末までの時代に登場したということになる。
片岡孝夫と中村橋之助はともに歌舞伎役者で、『仕事人・激突!』で橋之助は「孝夫兄さんが出ていたので必殺シリーズをよく観ていた」とコメントしていたらしい。『黄金の血』では朝吉と夢次が「共演」したが、朝吉は大沢樹生で夢次は山本陽一であり、片岡孝夫と中村橋之助の豪華共演は実現しなかった。
『黄金の血』は『激突!』の映画版だが、朝吉と夢次の俳優がいずれもテレビと異なるほか、山田朝右衛門も登場しない。
『黄金の血』は『激突!』の映画版だが、朝吉と夢次の俳優がいずれもテレビと異なるほか、山田朝右衛門も登場しない。
滝田栄は『横浜異人屋敷』で片岡孝夫と共演していた。
もし『黄金の血』で朝吉が『必殺!THE HISSATSU』やテレビと同じ片岡孝夫で、滝田栄の山田朝右衛門も登場したら、『横浜』以来の片岡孝夫、滝田栄、村上弘明の共演が実現したところだった。
もし『黄金の血』で朝吉が『必殺!THE HISSATSU』やテレビと同じ片岡孝夫で、滝田栄の山田朝右衛門も登場したら、『横浜』以来の片岡孝夫、滝田栄、村上弘明の共演が実現したところだった。
『横浜』では鍛冶屋の政は片岡孝夫の朝吉と組み、『黄金の血』では大沢樹生の朝吉と組んでいたことになる。