水戸光圀と松尾芭蕉、『奥の細道』の旅は光圀隠居の直前か 

『水戸黄門』第40部(里見浩太朗版)で松尾芭蕉が登場している。
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第13部では芭蕉と曽良が出雲崎に到着。

石坂浩二版の第29部第5話にも松尾芭蕉が登場したらしい。

ネット上のHPによると石坂版では東北でなく、関東から西の甲府に向かうとき、光圀が芭蕉に会っている。『奥の細道』の旅は光圀が隠居する前の年の1689年のことで、光圀が隠居していた1690年から1700年までの芭蕉の旅で有名なものは、みな、関東から西を移動したものらしいので、この石坂版で光圀が関東から西に向かうときに芭蕉に会ったとすれば、光圀の全国行脚はフィクションとしても、地理的に芭蕉の「史実」に近い。

光圀が隠居してから芭蕉が没するまでの間は、西暦1690年から1694年までの4年間(長く見積もって5年間)。時代設定で考えられるのは、今まで描いたのがこの4年間(または5年間)の間ということ。
第40部でうっかり八兵衛がちゃっかり八兵衛に交代している。

うっかり八兵衛が登場したのは第2部から(Wiki)らしい。
第29部は石坂浩二版なので、八兵衛は登場しない。
└→『水戸黄門』で松尾芭蕉が出た話II

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2009年8/30~31