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夏の甲子園決勝、中京大中京が10-9で勝利、日本文理は準優勝 

勝敗だけでなく得点も考えるべきでは?
野球の場合、10対0でも10対9でも勝ちは勝ち、負けは負けのようで、水島新司の漫画でもそういう台詞がある。ただ、水島漫画の場合、10対0から10対9になったら、次は試合が引っくり返るであろう。

 

日本文理もあそこまで粘って負けたのは残念だったはず。
ただ、あの9回表の追い上げで、もし日本文理が逆轉優勝していたら、新潟勢にとっては奇跡の勝利であっても、中京大中京としては周りから「終了直前に気を抜いて負けた」というマイナスの評価をされ、世間的にはそれが勝敗の原因とされていたかも知れない。
五輪における野球以外のスポーツではゴールイン寸前の気の緩みで2位以下に終わった例が結構ある。まるで人生の縮図である。

 

 

さて、10対9で負けた場合、負けたチームの9点は意味がないのだろうか。

 

 

サッカーの場合、単なる勝ち負けだけでなく、勝っても何点取ったかで評価が違う場合があるらしい。
また、タイムを競う競走などの競技では、走っているときに一緒にゴールを目指した相手に勝っても、別のときに走ったライバルがもっと速くゴールインしていると、真の勝利でない。

 

 

野球のペナントレースの場合、勝ち数や勝率で順位が決まるが、各チームの得点数は無視されるのだろうか。花巻東と戦った高校のようにホームランを続けて打っても試合は負けたという場合がある。

 

 

この場合、野球選手個人の記録とチームの勝ち負けは別に扱われる。
チームが負けても安打数、個人の打点などは記録される。
打者個人が安打数では記録を更新しているが、記録達成のときにチームは負けたということもありうるわけだ。
では、チームが勝ち負けだけでなく、獲得した点数で評価が変わるということはないのか。
個別の試合で負けても同じチームから獲得した点数が積み重なれば、別のところで勝利と判断さっれうような、ボクシングの判定勝ちに似たルールはないのかと想えてくる。

 

 

 

 

前回準優勝の韓国、第2ラウンド進出ならず(MLB.jp(GyaO!)) - Y!ニュース
勝っても点差が少ないと次に進めないということは攻撃だけでなく守備も重要ということか。
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投手が打たれまくっても味方打線が援護し1点差で逃げ切った…という勝ち方はWBCでは不利ということか。確かに同じ「勝ち越し」でも10勝9敗と10勝1敗では意味合いが違うように10対9と10対1を区別すべきかも知れない。
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