星飛雄馬のクリスマスパーティーについて補足

┌第92話「折り合わぬ契約」（1969年12月27日放送）　
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西暦2003年夏の『トリビアの泉』でも紹介されたようである。
2003年7月と8月放送分のトリビアを集め、9月3日に發行された『トリビアの泉～へぇの本～III』に収録されている。
1969年12月27日に放送された。時代設定は放送当時からほぼ1年前、1968年のシーズン終了後の解約更改（小さいころは契約“公開”と思っていた）当時から同年クリスマスイブまで。

柳田理科雄が『空想科学読本6.5』で、このときの飛雄馬が金額にしていくら消費（浪費）したか、計算している。
この場面は『テレビ探偵団』や『トリビアの泉』でも紹介されており、野球の場面以外では有名である。
もっとも、『巨人の星』のアニメを以前から観ていたファンにはすでに知っていることで、それがテレビで取り上げられるたびに「意外なエピソード」として取り上げられるのは、まだ、知らない人が多いのだろう。

クリスマスで独りだったからといって落胆するほどのことではない。
クリスマスは建前上、「キリストの誕生日」とされている日である。だから、主賓はイエス・キリスト。
単純に紀元元年にキリストが生まれたと假定すると、1968年のクリスマスでキリストは数え年1968歳、満年齢では1967歳だったはずだ。
誰であれ、「キリスト様、誕生日おめでとう」と言えばいいわけで、別に人が1箇所にたくさん集まる必要はない。
『空想科学読本』などで紹介されたように、星飛雄馬はクリスマスを「ケーキ飾ってどんちゃん騒ぎやるやつ」と認識していた。これが飛雄馬の間違いである。

宿舎でのパーティーなのに飛雄馬がパーティーに呼んだ巨人選手が伴宙太だけというのも妙である。伴は缺席。ほかの選手だけでも呼んだらよかったと思うが。
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前後一覧
2009年8/19　8/19前後

参照
『巨人の星』放送年月日
1843年、玉屋からの失火について
『巨人の星』（2009年8月16日～）
スポーツ全般、梶原vs水島他（2009年8月19日～29日）