『西遊記』をもとに考えるキャラクター配置I


三蔵_____孫悟空___猪八戒___沙悟浄___追加キャラクター
いかりや長介_志村けん__高木ブー__仲本工事__加藤茶  TBS『飛べ!孫悟空』 
夏目雅子___堺正章___西田敏行__岸部シロー_玉竜(藤村俊二)  NTV『西遊記』(79)
_______│_____左とん平__│_____│
史実の三蔵__│_____│_____│_____│
池田勝(声)__│_____│_____│_____│
+______│_____│_____│_____│
源静香____野比のび太_剛田武___骨川スネ夫_ドラえもん  『パラレル西遊記』
野村道子___小原乃梨子_立壁和也__肝付兼太__大山のぶ代(声)
│______│_____│_____│_____└→のび太の夢では釋迦
│______│_____│_____│_____助っ人;ドラミ
│______│_____│_____│_____└→三蔵は観世音菩薩と認識
│______│_____│_____│
オーロラ姫__クーゴ____ハッカ____ジョーゴ  SF西遊記スタージンガー

杉山佳寿子_石丸博也___富田耕生_富山敬(声)

 

初代ドラえもん声優・富田耕生が『ゲッターロボ』(原作:永井豪石川賢)では早乙女博士の声を担当し、『スタージンガー』ではドン・ハッカの声を担当していた。『ゲッターロボ』と『スタージンガー』では、ささきいさおが主題歌を歌っていた。

 

『西遊記』のキャラクター配置に一人加えると、ドリフターズや『ドラえもん』のレギュラー配置と一致する。1人のリーダーと3人の部下、または5人のレギュラーは個性を描く上で最適なのだろう。

 

2009年8月7日放送の『ドラえもん』では、のび太の夢の世界に入り込んだドラえもん、静香、剛田武、骨川スネ夫が三蔵一行やも桃太郎一行になっている。
そこではのび太と出会う前なので、孫悟空、桃太郎がドラえもんである。

 

2009年8月7日アニメ「のび太の中ののび太」
ドラえもん__源静香__剛田武__骨川スネ夫
孫悟空____三蔵___猪八戒__沙悟浄
桃太郎____キジ___サル___イヌ

 

『ぼく、桃太郎のなんなのさ』ではのび太が桃太郎であった。

 

映画ドラえもん『のび太のパラレル西遊記』『ぼく、桃太郎のなんなのさ』
ドラえもん__のび太__源静香__剛田武__骨川スネ夫
_______孫悟空__三蔵___猪八戒__沙悟浄
_______桃太郎__キジ___サル___イヌ

 

原作の「ぼく、桃太郎のなんなのさ」ではドラえもんがサル、バケル(正体はカワル)がサルまたはキジだったので、いつも一人(一匹?)足りなかった。アニメではいつものレギュラーになった。
ここで、孫悟空はサル(猴)でありながら、『西遊記』の孫悟空はのび太またはドラえもんで、『桃太郎』のサル(おそらくニホンザル、猴に属する)は剛田武ことジャイアンという違いは興味深い。
ドラえもん版『桃太郎』で剛田武が扮するサルはゴリラ、つまり、monkey(猴)でない ape(猿)に近い。

 

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2009年8/7(Y!Blog)
平成21年8月7日~9日(AmebaBlog)

 

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