原作『ドカベン』の単行本I 

第24巻のラストは高1秋関東大会の甲府学院戦、微笑がバントの構え。
第25巻(1977年初刊)は高1秋関東大会の甲府戦終了時、山田が記憶喪失になるところで始まり、クリーンハイスクール戦で山田の記憶が戻り、延長戦に突入したところまで。
第26巻のラストは高1秋関東大会の赤城山戦、2塁ベース上で目を見開く岩鬼。
第27巻のラストは高2春選抜、練習のときで、犬飼小次郎の後ろ姿だったと想う。
単行本第27巻の内容は文庫第18巻の中央にまるごと収録されている。文庫第18巻は単行本26巻末から28巻の冒頭までに相当する。
単行本第28巻から春選抜で、明訓と桜島の戦いになる。

第28巻で江川学院の中が初登場。
第29巻では明訓と江川学院の試合が描かれている。
第30巻で土佐丸の犬神初登場。Amazon で調べると、このあたりから1978年刊行に移ったようだ。
第31巻では土佐丸との試合で、岩鬼、殿馬、里中、山田の過去編が初めて出た。

第35巻は、おそらく夏の予選。Amazon によると、ここから1979年刊行。

第37巻でブルートレイン学園の隼が初登場。

第40巻(1979年初刊)で明訓×弁慶の後半、明訓が敗れる。
第41巻(1980年初刊)で太平監督就任、土井垣が日ハム、犬飼小次郎が南海に入団。
第42巻で秋季大会、雲竜が風の又三郎に。
第43巻(1980年初刊)は秋季大会の白新戦。東郷学園との試合は雨天中止。

第40巻明訓が弁慶高校に敗れ、土井垣が日本ハムに入るのだが、これは山田高2夏で、時代設定は1979年になっている。巻末の初刊發行年を観ると第40巻が79年の終わりごろ、第41巻が1980年の初めに出ている。山田高2秋の県大会を描いた第43巻は1980年夏刊行。

第44巻は80年9月。
第46巻は80年12月。
第47巻は81年1月。
第48巻は81年5月。

Wikipedia で調べると、無印の最終回は1981年3月に掲載されたらしい。
└→原作『ドカベン』単行本刊行時期変遷
└→『ドカベン』明訓編、単行本初刊の時期について追加

ちなみに文庫は1冊300~320ページなので、単行本の1.5~1.6倍である。
文庫で『ドカベン』無印は全31巻。48巻は31巻の約1.55倍である。

Amazon 少年チャンピオン・コミックス『ドカベン』
第26巻 第27巻 第28巻 第29巻 第30巻 第31巻 第35巻

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09年3/15前後 8/2~4