玉子とのび太年齢変遷・解説I 

『ドラえもん』の2005年声優交代以降のアニメ・リメイク版では、野比(旧姓・片岡)玉子は松田聖子より8~10歳ほど年下で、のび太は相武紗季より10歳ほど年下である。
初期設定ではのび太は松田聖子または古田敦也とほぼ同世代で、相武紗季より20歳ほど年上であった。

 

假に松田聖子が1972年当時の初期のび太(1962年生まれ)と同世代で、2007年におけるのび太の母より10歳ほど年上であるとすると、松田聖子のむすめ・神田沙也加はのび太と年齢的にどういう関係か。
神田沙也加は1986年生まれだから、2007年当時の野比のび太を11歳、1996年ごろに生まれたとすれば、神田沙也加はこののび太より10歳年上である。神田沙也加は相武紗季より1歳年下になる。
つまり、80年代初め、デビューして間もない松田聖子のサイン会にかけつけた当時7歳の少女がのちののび太の母・片岡玉子であり、その息子である野比のび太は松田聖子のむすめ・沙也加より10歳年下。
つまり松田聖子~沙也加親子と2007年版野比玉子~のび太親子は年齢差が10歳ほどずれていることになる。

 

 

『ド・ラ・カルト』によると、1985年6月の作品(第44巻収録)で玉子が38歳と判明している。ネットで検索したところ、85年7月号「恐竜の足あと発見」らしい。
1985年で38歳とすれば1947年生まれ。
一方、「ママのダイヤを~」原作版(1975年)から玉子が1941年生まれとすれば、38歳なのは1979年。
2007年のアニメ「ママの~」から玉子が75年生まれとすれば、玉子が38歳なのは2013年。
「ママの~」原作版(1975年)の玉子は34歳で、同作2007年アニメ版の玉子は32歳になる。
└→野比家の世代間年齢差I

 

 

 

 

テレ朝『ドラえもん』公式サイト
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2009年7/4