1958年と2008年の日本シリーズ 

2009年のWBC(国別野球大会)の監督について、星野仙一が有力だったが、北京五輪で4位という結果になり、輿論の反対で本人が固辞。日本一のチームの監督でどうかという意見もあり、そうすると、今回の組み合わせでは西武の渡辺久信監督か巨人の原監督になる。ところが西武の渡辺監督は自分よりもっと経験豊富な監督がいいという趣旨で早々に辞退してしまい、日本Sの結果を待つこともなく、原監督に決定した。これも讀賣グループの人事か。
もし、日本Sで巨人が負けて西武Vになっても、WBCは原監督でいいということだろう。そこは星野と原の違いかも知れない。

 

余談だが、ネットで「原辰徳」を「原辰則」と書いているのを見つけた。本でも「落合博満」(1953~)を「落合博光」と印刷しているものがある。『ドカベン』の「岩鬼」を「岩城」と書いたり(岩城は新潟明訓の選手)、『巨人の星』の「伴宙太」を「伴忠太」と印刷したりするのは論外である。もっとも、伴宙太は星飛雄馬のお伴(とも)であり、星飛雄馬への忠義が特徴なので、「忠太」のほうがよかったかも知れない。

 

西武ライオンズに『ジャングル大帝』の白いライオンのイラストが使われていたが、それも球団旗だけになった。
手塚治虫(1928~1989)生誕80周年。『ブラック・ジャック』の「勘当息子」が狂言作品になるらしい。手塚治虫が没した1989年は1988年に開場した。

 

1928年、手塚治虫誕生。西郷隆盛生誕100年。平賀源内生誕200年。水戸光圀生誕300年。
1958年、日本シリーズ、巨人×西鉄。稲尾が連投。
1978年、シーズン終わり、クラウンライターライオンズが西武ライオンズに。
1988年、東京ドーム開場。
1989年、手塚治虫没。
2008年、日本シリーズ、巨人×西武。上野投手が始球式。

 

2008年秋、『ドカベン』ではパ・リーグのクライマックスシリーズで東京スーパースターズと四国アイアンドッグスが対戦し、スーパースターズが勝利して原巨人と対決。これが描かれた回が雑誌に掲載されたとき、すでに西暦2009年に入っていた。原辰徳は初期設定の山田世代と同世代である。

 

西武の渡辺久信監督監督は西武のOBである清原和博(西武→巨人→オリックス)とともに里中智と山田サチ子の結婚披露宴で祝辞を述べた。

 

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2009年6/14