2008年の日本シリーズI~II 

1958年の巨人対西鉄ライオンズの日本シリーズで西鉄ライオンズの稲尾和久が活躍し、西鉄が3連敗のあと、4連勝。

 

それから50年、巨人対西武ライオンズの日本シリーズである。ライオンズは1978年シーズン終了時に西武ライオンズになってから30年。

 

稲尾投手のような連投をしたソフトボールの上野選手が2008年日本Sの球式を勤めた。

 

長嶋茂雄は1957年秋ドラフト~1958年春開幕で大学からG入団。
王貞治は1958年秋ドラフト~1959年春開幕で高校からG入団。
今年、王貞治がホストバンクホークスの監督を退任し、50年の野球生活に終止符を打った。今シーズン、ソフトバンクホークスが最下位になった責任を取ったことと、体力的な限界らしい。

 

1958年に漫画家デビューした水島新司はいまだに現役であり、野球選手に喩えると、ONや板東英二がいまだに現役の選手でいるようなもので、すさまじい創作意欲である。
「あぶさん」は1973年のシーズンから南海ホークスに入団して、2008年で現役35年。

 

「巨人軍」と「獅子軍(レオ軍団?)」が日本一をかけて日本Sで戦いを始めたとき、『週刊少年チャンピオン』の『ドカベン・ス―パースターズ編』では東京スーパースターズとソフトバンクホークスがCS(クライマックスシリーズ)出場をかけて対決の最中。こちらの歴史認識は問題にならないのだろうか。

 

つまり、歴史観は「これが真実だ」と主張して語るから「歪曲だ」と批判されるのであって、初めからフィクションを混ぜているという前提で語ればいいのである。
└→西鉄と西武、1958年と1978年と2008年

 

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2009年6/14