日本のプロ球団と鉄道【地理】 

かつて、北九州~瀬戸内~阪神~中京~京浜は日本の工業地帯であった。日ハムが北海道に移り、東北楽天ができるまで、プロ野球チームはこの北九州から京浜までの工業地帯に集中していた。
もし、新潟にプロ球団ができたら、関東の球団との試合は「上越新幹線対決」になる。

 

東京メッツは1974年または75年の5月5日から7日まで、金沢、富山、新潟で北陸3連戦を戦った。国分寺から北陸に行った場合、大宮経由か。

 

 

埼玉県の路線図
www.pref.saitama.lg.jp/A02/BF00/kisetu/tetudoumou/rosenzu07.html

 

 

金沢と新潟ではメッツ×阪神戦で、2日目の富山での試合もメッツ×阪神だった可能性があり、東京の球団と関西(大阪~神戸)の球団が北陸で対戦したことになる(下注釋)。

 

 

プロではないが、山田世代は神奈川明訓高校時代、新潟に行って新潟明訓高校と対戦した。

 

 

2004年春、東京スーパースターズがビジターとなって四国アイアンドッグスと初対戦したとき、試合前に岩鬼は新幹線「のぞみ」に乗ってどこで乗り換えるか細かく言っていた。

 

 

東北から関東まで東北新幹線が延び、関東から博多まで東海道・山陽新幹線が延びている。日本のプロ球団は新幹線が通る地域に多い。
つまり、北海道日本ハムを除くと、東北楽天、千葉ロッテ、埼玉西武、巨人、東京ヤクルト、横浜、中日、オリックス、阪神、広島、福岡ソフトバンクの11球団はすべて新幹線の沿線に集まっている。

 

 

前後一覧
2009年5/30

 

 

関連語句
球団

注釋
「ガッツ10番」の北陸3連戦
富樫平八郎が観ていたカレンダーによると、富樫と日下部が一軍に昇格した春の5月5日は日曜、6日は月曜、7日は火曜。
これは1974年秋のドラフトで日下部がメッツから1位指名されたあと、約半年後の試合なので、75年春のはずだが、阪神の監督が73年と74年に勤めた金田正泰だった。75年春からは吉田義男監督(水原勇気編に登場)だったはずである。
└→「ガッツ10番」

参照
鉄道【地理】
「四大工業地帯」「メガロポリス」【地理】
プロ野球史、球団史年表(1958年以降、球団名変遷)
群馬県御巣鷹の尾根、日航機墜落事故から30年
スポーツ全般、梶原vs水島他(2009年5月15日~31日)