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しずかちゃん誕生日SP→次は「プロポーズ作戦」 

公園での「プロポーズ作戦」の時代設定は「12年前」であった。
作中の「現在」が西暦2009年とすると、12年前は1997年である。

原作では「現在」が1971年、作中の「12年前」が1959年になる。
原作では公園で「初代」のび助に小遣いをせびった「妹」(のび太にとって叔母)が登場するが、これが作中のどの「おばさん」か不明。また、のび助の妹は、玉子にとって、結婚後、義妹になるはずだが、のび助と玉子は当時、そこまで互いの家族を紹介していなかったか。すると、その妹が兄のデートの現場を訪れたら、ある意味で玉子の誤解を招くのは当然。
原作の場合、ここで突然、出てくる「妹」は、前後の展開から考えて、少し不自然な存在である。

この場面は、今回の2009年版では、公園にいた若い女性がのび助にぶつかり、持っていた飲み物らしき物がのび助のネクタイにかかったという設定になっている。
なお、「大山版」(1979~2005年)では、初期の話で原作どおりに「のび助の妹」が登場する話でアニメ化され、声優交代直前に「13年目のプロポーズ」としてリメイクされたようで、そこではのび助に写真撮影を頼んだ少女ということだったようだ。
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ドラえもん 13年目のプロポーズ で検索

「ドラえもん」+「13年目のプロポーズ」+「2005」でネット検索したところ、「13年目の~」は2005年1月28日に放送されたという記述がいくつかあった。動画そのものも、一時期、インターネットで観たことがあるが、今では直接、確認できない。
「水田ドラ」はリメイクが多いが、「大山ドラ」でも末期はよくリメイクをしていたようである(下注釋)。
私は「大山版」については初期だけ観て、後半になると次第に観なくなったので、「大山版」後期の作品は大長編も含めてほとんど観ていない。「水田版」になってしばらくして、また、『ドラえもん』を観るようになった。その意味では声優が交代してよかった気がする。

この次(5月29日放送)はドラえもんが太りすぎてダイエットする話。ドラえもんは猫型ロボットのはずだが、身体は本当に機械でできているのだろうか。この設定は少し無理がある。
HPを観ると、「ヤセールトンネル」を逆にくぐり、さらにトンネルを壊してしまったらしい。
それなら納得。
Wikipedia で調べると、原作ではてんコミ第44巻「腹ぺこのつらさ知ってるかい」でヤセールという薬が登場するらしい。


前後一覧
2009年5/23 5/23前後

関連語句
ドラえもん のび太 プロポーズ作戦 野比 因果関係 プロポーズ
のび太 プロポーズ作戦 プロポーズ作戦 アニメ


注釋
「大山ドラ」でもリメイク
他の例を挙げると、「のび太の結婚前夜」は「大山版(つまりのび太の声が小原乃梨子、源静香の声が野村道子)」の初期に一度、アニメ化し、あとになって改めて「大山・小原・野村版」で短編映画化されている。ネットで確認すると「大山・小原・野村版」での最初の放送は1981年、同じ声優陣でのリメイクは1999年であった。


参照
1959年(2)、「プロポーズ作戦」(『ドラえもん』)
主な『ドラえもん』関連記事(2009年4月~5月)