北京五輪での大連投は超人的であったが、あれができるのは稲尾和久のような少数の人材だけだろう。
結果として完投して金メダルを獲得したからいいようなものの、他の投手であれば肩などを壊し、日本代表が決勝までに敗退した可能性もあった。

 

 

 

野口みずきや土佐礼子、劉翔のように棄権した選手も多く、北島康介も伊調馨も負傷を乗り越えて勝利したわけで、棄権と栄光は紙一重である。

 

 

 

番場蛮のような「過労死」の犠牲者を出してはならない。

 

 

 

上野投手も五輪後はゆっくり休むべきであろう。

 

 

 

2016年五輪のソフトボール復活を望む声が強いが、野球とソフトボールを復活させるなら、東京でなくてもシカゴでもいいだろう。金融危機に加えてインフルエンザの問題が五輪に影響するかどうか微妙だが、まず、2010年のバンクーバーまでには北米大陸におけるインフルエンザの危機を解消しないといけない。