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『侍ジャイアンツ』(作品解説3)、注釋1、注釋2、注釋3
┌『侍ジャイアンツ』(作品解説1)
↓
注釋1
オリオールズと対戦
番場蛮の入団した巨人はマイアミビーチのあと、ベロビーチでドジャースと対戦。そこで番場蛮はウルフ・チーフと出会う。ウルフの殺人的スライディングを番場が同じ跳び蹴りで防いだ。
『侍ジャイアンツ』(作品解説3)、注釋1、注釋2、注釋3
┌『侍ジャイアンツ』(作品解説1)
↓
注釋1
オリオールズと対戦
番場蛮の入団した巨人はマイアミビーチのあと、ベロビーチでドジャースと対戦。そこで番場蛮はウルフ・チーフと出会う。ウルフの殺人的スライディングを番場が同じ跳び蹴りで防いだ。
アニメの『巨人の星』大LB3号編で、3度目の来日をしたオズマが飛雄馬に「(君たちは)ベロビーチに行くだろう」と言っていたような気がする。この会話の時代設定は推定すると70年の後半戦だから夏~秋。すると、オズマは71年の讀賣ジャイアンツのアメリカ遠征を想定していたのだろう。
ネットで調べると、巨人の春季キャンプ地は1967年が宮崎とベロビーチ(プロ野球編で飛雄馬の入団は67年秋)、68年は宮崎と台湾(伴が宮崎、飛雄馬が台湾でキャンプ初参加)、69年と70年は多摩川と宮崎(69年に飛雄馬が日高美奈と出会い、アニメで70年に沖医師と再会)、71年は宮崎とベロビーチ、番場が参加したのはこれである。
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↑ベロビーチ 読売ジャイアンツ キャンプ地 で検索
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70年正月にオズマが帰国した際、飛雄馬は「わが巨人悲願の日米ワールド=シリーズで対決しよう」ということばを送ったが、その夢はかなわなかった。
┌『侍ジャイアンツ』(作品解説2)
↓
注釋2
武士道中心
そして、『侍ジャイアンツ』の場合、『巨人の星』で星一徹が果たしていた役割を川上哲治が兼ねている。だから、星飛雄馬の場合、野球が父・一徹経由なのに対し、番場蛮は巨人への憎悪も忠誠もストレートである。
『巨人の星』で星飛雄馬が入った当時の巨人は、その王座が不動であったのに対して、『侍ジャイアンツ』では川上V9も後半で、阪神、中日、広島の追い上げが強くなり、巨人も簡単に優勝できなくなっていた。巨人嫌いの番場蛮が巨人のために戦ったのは、中日の大砲万作のような他球団のライバルが新たな「鯨」に見えたからであり、アニメでも最後に対戦した大リーグを「巨人より大きい鯨」としていた。
豊福きこうは『水原勇気0勝3敗11S』で、74年当時、セ・リーグの強者が巨人でなく中日だった点を挙げ、もし、番場蛮が生き残って、75年の最下位長嶋ジャイアンツのもとで働いたら、やはり過労死の危機があったと推測している。
確かに、75年のセ・リーグ優勝は広島で、その一人だった衣笠は74年、番場蛮のハラキリ・シュートを打って一度は番場を失意のどん底にたたき落とした人物である。番場が75年に健在であれば、赤ヘル軍団を相手に闘志を燃やしたであろう。
最下位に落ちた巨人を浮上させる役割は右投手・星飛雄馬に受け継がれることとなった。
↓
注釋2
武士道中心
そして、『侍ジャイアンツ』の場合、『巨人の星』で星一徹が果たしていた役割を川上哲治が兼ねている。だから、星飛雄馬の場合、野球が父・一徹経由なのに対し、番場蛮は巨人への憎悪も忠誠もストレートである。
『巨人の星』で星飛雄馬が入った当時の巨人は、その王座が不動であったのに対して、『侍ジャイアンツ』では川上V9も後半で、阪神、中日、広島の追い上げが強くなり、巨人も簡単に優勝できなくなっていた。巨人嫌いの番場蛮が巨人のために戦ったのは、中日の大砲万作のような他球団のライバルが新たな「鯨」に見えたからであり、アニメでも最後に対戦した大リーグを「巨人より大きい鯨」としていた。
豊福きこうは『水原勇気0勝3敗11S』で、74年当時、セ・リーグの強者が巨人でなく中日だった点を挙げ、もし、番場蛮が生き残って、75年の最下位長嶋ジャイアンツのもとで働いたら、やはり過労死の危機があったと推測している。
確かに、75年のセ・リーグ優勝は広島で、その一人だった衣笠は74年、番場蛮のハラキリ・シュートを打って一度は番場を失意のどん底にたたき落とした人物である。番場が75年に健在であれば、赤ヘル軍団を相手に闘志を燃やしたであろう。
最下位に落ちた巨人を浮上させる役割は右投手・星飛雄馬に受け継がれることとなった。
『侍ジャイアンツ』と『新巨人の星』の類似点
また、『新巨人の星』には川崎のぼる・作画だけでなく、井上コオの作画によるものもある。そこでは飛雄馬自身が自分の生来の右利きを知っていた。
時代背景ではこちらを参照。
└→1973年前後と1978年前後の共通点
また、『新巨人の星』には川崎のぼる・作画だけでなく、井上コオの作画によるものもある。そこでは飛雄馬自身が自分の生来の右利きを知っていた。
時代背景ではこちらを参照。
└→1973年前後と1978年前後の共通点
「さらば!サムライ」
漫画の紙面では「サムライ」の前は空白入りで、
さらば! サムライ
である。
漫画の紙面では「サムライ」の前は空白入りで、
さらば! サムライ
である。