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『レース鳩0777(アラシ)』(1978~81)など、動物漫画で知られる漫画家・飯森広一(いいもりこういち<いひもりくわういち)が1979年に『60億のシラミ』という作品で地球寒冷化を描いた。
「60億のシラミ」とは人類のこと。

 

『60億のシラミ』では作品で描かれた時代から18年で地球が氷に包まれるという設定で、1979年当時から18年後だと1997年、もう11年前だ。

 

ちなみに、世界の人口が60億に達したのは1990年10月らしい。
www.pluto.dti.ne.jp/~t-kyng/jinnkou.htm

 

アメリカの映画では温暖化の影響で逆に氷河期になるもの(『デイ・アフター・トゥモロー』)があり、昨今の日本と中国でも記録的に寒い冬となった。

 

地球温暖化の脅威が叫ばれる昨今としては隔世の感がある。

 

大地という赤ん坊が地球の象徴であろうか。敵対する天空坊はキリストの生まれ変わりで、この『60億のシラミ』ではキリストが日本に来たという説を紹介している。キリストが八戸太郎天空坊(はちのへたらうてんくうばう)と名乗ったらしい。
大地は仲間の「××星」を集め、天空坊は大地の父親や首相を「使徒」として仲間にしていた。

 

食料難を予想して動物園の動物たちが殺され、NSP(New Selected Police)という強圧的な警察が組織された。大地たちはそれと戦う。話の途中で終わったような作品だった。

 

2010年末から2011年初めまでの日本も記録的な寒さとなった。
2010年の夏は猛暑だったので、「地球温暖化」は暑さと寒さが極端になる現象のようである。

 

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2009年3/28前後 3/29