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満洲事変日中戦争、第2次世界大戦太平洋戦争東京大空襲と沖縄戦原爆
─────└───→昭和の初めの戦争


アメリカ人が言う「廣島(>広島)と長崎への原爆投下が戦争を終わらせた」という考えは、例えば戦国時代を描いた大河ドラマで登場人物が言った「戦をなくすために戦をする」という論理と同じである。

つまり敵を封じ込めて抵抗勢力をなくし、「天下統一」してしまえば世界は平和になるという考えである。

子供は大人の言うことをきかないが、大人の真似は上手い。
旧ソ連も北朝鮮もシナもインドもパキスタンもイランもフランスも、核兵器を持ったのはアメリカから学んだ結果であり、世界各国がアメリカの「戦争を終わらせる(または防ぐ)ための核兵器」の論法を真似をしただけである。

アメリカはレーダーに感知されない戦闘機のように、「透明マント」のような技術を軍事に応用しようとしているらしい。
アメリカはこれで「天下統一」をしたいのだろうが、すぐ他の国々に真似されるのは目に見えている。

銃と核について。
学校で銃乱射事件が起きると、日本人は「銃規制」を言い出すが、ヤンキーは「だからこそ自衛のために学校への銃の持込を認めるべきだ」になる。
ヤンキーに核の恐ろしさを知らせるにはアメリカにピカドンでも落すのが得策だが、そうなってもヤンキーは「核がこれだけ恐ろしい以上、我々も自衛の核を持つべきだ」と言うだろう。それでアメリカ以外の国には「核を持つな」と言う。これがヤンキーのご都合主義だ。

『ドラえもん』の「無事故でけがをした話」で剛田武の父親が車にひかれ、剛田武はのび太に犯人を突き止めるよう頼む。のび太はタイムマシンでその時間の現場近くに行って、ひき逃げをした車の写真を撮ったが、事故を防ぐことが大事だと考え、もう一度同じ時間に行って剛田武の父親を突き飛ばした。剛田武の父親は車にひかれずにすんだが、もとの時間に戻ると剛田武は「何の恨みでオヤジをつきとばした」と言ってのび太に対して激怒。のび太が辯解しても剛田武は「オヤジがいつ、事故にあった」と言い、自動車事故のことは彼の記憶から完全に消えていた。
これは「アメリカが原爆を落さなかったら日米でどれだけ死んだか」、「日本が朝鮮を併合しなかったらどうなっていたか」という仮説が「被害者」にとって無意味であることを意味している。