新華社 日本感謝にクギ刺す(Yahoo!Topicsより)

中国人は日本を憎んでいないと精神的に安定を保てないらしい。
これが日本の反中感情を増大させる。

中国は始皇帝の時代から侵略を繰り返して国土を拡大し、アヘン戦争など、いろいろな国を戦争をしてきたのに、日本だけを問題にするとは、それだけ中国は日本が気になって仕方がないらしい。
敗戦国をこれだけ警戒するとは、日本は負けたとはいえ、よく戦ったわけだ。

中国はいつまでも「歴史」にこだわり、後ろ向きであると同時に、いつまでたっても日本の「反省」だけが頼りで、日本離れできない証据でもある。
同時に、始皇帝や三国がやった侵略を考えない意味では、中国政府の言う「歴史」など、ここ100~200年の話で、古代史から考えていないことになる。

日本では戦争でどれだけひどい目にあっても、それは戦争という行為そのものが悪いのであって、相手国の中国やアメリカ、ソ連は当時の国際情勢でたまたま、敵になっただけで、今のそれらの国を恨むのでなく、戦争を恨むという認識がほぼ定着している。
ところが、中国人は戦争で被害に遭うと、その相手の国を恨み続けるばかりで、戦争の悲惨さに気づくほどの進歩がない。
日中戦争で中国が被害を受けたのは相手が日本だからでなく、双方が戦争をしていたからであって、日本が日中戦争をしたのも悪ければ、中国が抗日戦争をしたのも悪い。しかし、中国人はそういう風に考えないのだろうか。

歴史というのは反省や謝罪のためのものかどうか。

そうなると、信長の子孫は佛教徒に「謝罪」しないといけないし、壇ノ浦の合戦はなぜ防げなかったのか「反省」しないといけない。

英国はアヘン戦争で清国にしたことは確かに悪いが香港支配については謝罪しないだろう。
中国のチベット支配は日本の韓国併合や満洲国建国と同じ。

とにかく、近現代史となるとやたら感傷的になるのに、近代以前になると、戦争が単なる「できごと」になるのはおかしい。