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テレビアニメ『ドラえもん』では映画『宇宙開拓史』と連動して、若田宇宙飛行士の活動を取り上げるなど、宇宙ネタを盛んにやっている。

2009年3月6日の放送では、若田光一氏が宇宙空間でのび太たちの乗る天の川鉄道を目撃。
若田氏は今日、フロリダに入り、日本時間12日午前に打ち上げ予定。

「どこでもドア」には白亜紀の地図がインプットされていない割りには、宇宙旅行もできて天の川鉄道の停車驛まで行けるようで、もう少し改良の余地がある。

作品では「宇宙が無重力で真空」という前提が無視されている。銀河鉄道の線路周辺に空気入りチューブがあり、窓を開けても空気は逃げないが、作品を見ると結構。廣い空間に重力があり、かつ、空気があるようだ。
のび太は宇宙空間で鉄道がら落ちそうになって車掌に支えられ、ドラえもんは「どこでもドア」で宇宙空間に出現したが空気は吹き出さない。ドラえもんとスネ夫はタケコプターで宙に浮かんでいたが、宇宙空間では何を使わなくても浮いていられるし、そもそも、プロペラは真空の宇宙空間では無意味である。

「天の川鉄道の夜」は明らかに松本零士の『銀河鉄道999』のパロディーであるが、タイトルは『999』のヒントとなったと想われる宮澤賢治(>宮沢~)の『銀河鉄道の夜』に近い。

ネットで調べると、若田光一氏は1963年8月1日生まれ。
てんとう虫コミックス第1巻「未来の国からはるばると」ののび太は推定1960年生まれ(1979年春に大学受験)で、第2巻「ぼくの生まれた日」ののび太は1964年生まれであるから、若田氏はその間で、数年の誤差を無視すれば、若氏は、ほぼ、のび太と同世代である。

この作品では車掌がゴンスケで、声までアニメ『21エモン』のゴンスケとそっくりで、同じ声優かも知れない。調べてみると龍田直樹のようだ。

もちろん、これでもいいのだが、できれば、肝付兼太の声でも車掌の声を聴きたかった気がする。

2002年の『のび太とロボット王国』にはゲストキャラクターでゴンスケが登場したようで、声は島田敏だったようだ。
ゴンスケはもともと『ウメ星デンカ』のキャラクターで、『ウメ星デンカ』は1969年まで『ドラえもん』の前に連載されていた。

『ドラえもん』ではライバルとなった『宇宙戦艦ヤマト』のような宇宙SFアニメ、『機動戦士ガンダム』のような巨大ロボットアニメの要素を作品に取り入れており、巨大ロボットものは『鉄人兵団』のように映画にもなっている。

『銀河鉄道999』で車掌の声を担当した肝付兼太はアニメ『ドラえもん』の1973年日テレ版でジャイアンの声、1979~2005年テレ朝版でスネ夫の声を担当している。
また、『999』で星野鉄郎の声を担当した野沢雅子は73年日テレ版後期のドラえもんの声を担当し、2012年の『のび太と奇跡の島』では野沢雅子がのび太の父・のび助の少年期の声を担当。この『奇跡の島』にはゴンスケも登場し、声は、やはり龍田直樹。また『奇跡の島』でケリー博士の声を担当した田中敦子は1962年11月24日生まれで、若田飛行士より約8箇月半年上である。


⊂( 寝たほうがい^ωい^)⊃‏@netahougaii
原作のアレンジエピソードは、原作を拡げたあと結末やテーマを原作に引き戻すという縛りから逃げたもののほうが成功してると思う。「のび太が育てたかぐや姫」「天の川鉄道の夜」
10:55 - 2009年9月16日:Twitterで表示された日時


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2009年3/9