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(コミック版『仕掛人藤枝梅安』の「梅安荒梅雨」で、1798年に小杉十五郎が松平定信の用心棒になっている。)

『必殺仕置人』→文化・文政時代という設定らしい。

『暗闇仕留人』
1「集まりて候」→1853年、黒船来航。
27「別れにて候」→1854年、黒船来航。日米和親条約。

『必殺仕置屋稼業』
1「一筆啓上地獄が見えた」→中村主水が北町から南町奉行所に異動。南町の奉行は新任の「甲斐様」。
28「一筆啓上崩壊が見えた」→中村主水が市松を逃がし、牢屋見廻りに格下げ→『必殺仕業人』につながる。
『仕業人』は『仕置屋』と『新仕置人』の間だが、『新仕置人』が文化・文政という設定で、時代がさかのぼっているため、『仕業人』の時代設定は文化・文政と天保の両方がありうる。

『必殺仕業人』
脚本では文政年間に戻っているらしい(山田誠二『必殺シリーズ完全百科』)。

『必殺からくり人』
1「鼠小僧に死化粧をどうぞ」→1832年、鼠小僧処刑。
12「鳩に豆鉄砲をどうぞ」→1839年、蛮社の獄。
13「終わりに殺陣をどうぞ」→からくり人一座が壊滅。仕掛の天平は生き残って、『仕事人大集合』に登場。

『必殺からくり人・血風編』→1868年、慶応4年。

『新必殺仕置人』→文化・文政時代という設定らしい。

『新必殺からくり人・東海道五十三次殺し旅』→安藤廣重が依頼人。天保時代、高野長英が1844年に脱獄してから江戸に戻るまで。長英は1850年没。

『必殺からくり人・富嶽百景殺し旅』→東海道の旅から1年後、葛飾北斎の絵をもとに「からくり人」一座が再び仕事。

『必殺渡し人』→主人公の一人はオランダ人と日本人女性の間のむすめ・鳴滝忍。
4「花火の夜に渡します」は1843年の玉屋の火災か。楠本イネは当時、数え年17歳。しかし、『渡し人』の鳴滝忍は40代以上に見えたので、別人であろう。

『必殺仕事人IV』
SP『仕事人アヘン戦争へ行く・翔べ!熱気球よ香港へ』→1840~42年のアヘン戦争。
平賀源内が登場するが、エレキテルの平賀源内(1728~1780)ではなく、同名の子孫であろう。最終回で主水が暗殺したのが南町奉行・山岡銀二郎で、1842年当時では鳥居耀蔵だったはずだから、最終回だけ部隊が文政か幕末に飛んでいる可能性がある。つまり天保末期における『仕事人IV』と『仕事人V』の間の主水・秀・勇次グループの解散は作品では描かれていないことになる。
└→『必殺仕事人IV』最終回の奉行に関する問題

『必殺仕切人』
5「もしも鳥人間大会で優勝したら」→鳥人間大会の審査員の一人として平賀源内が登場するが、同名の子孫であろう。勇次は前の『仕事人IV』『アヘン戦争』にも登場しており、舞台は天保年間、1840年代と思われる。具体的には『アヘン戦争』と『主水死す』の間の1842年から1851年まで。
└→『必殺仕切人』の時代設定

『必殺仕事人V』
SP『仕事人意外伝』→1843~44年、あるいはタイムスリップにより1876年ごろのアメリカも舞台になる
映画『必殺!ブラウン館の怪物たち』→1866年、徳川慶喜が15代将軍に就任。

『必殺仕事人V激闘編』
(「~人」と「~編」の間にローマ数字がある場合は、区切りが明確なので、・を挟まないことにした)
17「江戸の空にハレー彗星が飛ぶ」→1835年のハレー彗星接近。放送は1986年。

映画『必殺!III裏か表か』→1820年ごろが舞台。文政3年4月から話が始まる。『必殺仕事人2007』で主水が書庫番に異動になってから約2箇月後のことであった。

『必殺まっしぐら!』
8「相手は大阪の大塩平八郎」→1833年
『必殺仕事人2009公式ガイドブック』によると『まっしぐら!』の時代設定は天保4年。
Y!J 必殺まっしぐら! 天保4年 大塩平八郎

『必殺仕事人V・旋風編』
7「主水、せん、りつ、ダブルベッドに寝る」→1819年1月16日
SP『必殺忠臣蔵』→1701~1703年
時代としては例外的で、藤田まことも「いつの時代にも中村主水的人物がいたということで…」とコメントしていたらしい。

『必殺仕事人V・風雲竜虎編』
SP『大老殺し・下田港の殺し技・珍プレー好プレー』→1858年、安政の大獄~1860年、桜田門外の変。中村主水が井伊直弼を暗殺。
『風雲竜虎編』の鍛冶屋の政とかげろうの影太郎が主水の仲間だったが、江戸から去ったお玉に代わって何でも屋の加代が復帰。

『大暴れ仕事人! 横浜異人屋敷の決闘』→1863年。終盤で一瞬、主水が鳥羽・伏見の戦いに参戦し、佐々木只三郎を暗殺する場面があり、そこだけ1868年。

『春 勢ぞろい仕事人! 春雨じゃ、悪人退治』→1828~29年、シーボルト事件。

『仕事人vsオール江戸警察』→1841~44年、天保の改革~鳥居耀蔵失脚。

『世にも不思議な大仕事 主水と秀、香港・マカオで大暴れ』→放送当時(1991年)から150年前なので、1840~41年ごろ。

『必殺仕事人・激突!』→1860年ごろか。

映画『必殺!主水死す』→1849年、葛飾北斎没から1851年の水野忠邦没まで。

映画『必殺!三味線屋・勇次』→主水爆死直後であれば1851年以降か。

『必殺仕事人2007』→1820年2月14日。
『必殺仕事人2009』→第5話「因果応報」で時代設定が1821年2月12日から19日まで。第11話「仕事人、死す!!」で描かれた近江の女狐(お富)の人相書きは1821年4月に描かれた。
『必殺仕事人2010』→『2009』の最後の仕事の直後とすれば1821年。
└→必殺シリーズ、主なサブタイトルと歴史・補足

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09年2/19