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オバマ政権は妊娠中絶を権利として認め、またイスラエルの自衛権に理解を示している。イスラエルは空爆などでパレスチナの子供を含む民間人を殺害していた。

 

もし、イスラエルが仕事人やゴルゴ13のような暗殺者を雇ったらどうなったか。
仕事人はおそらく、ハマス関係者だけを狙い、他の住民には傷一つつけず、それどころか他の住民に悟られないようにして仕事を遂行しただろう。

 

実際の戦争では一部の敵を始末するために、無関係な民間人を大量に殺す。
多くの時代劇で主人公が少数の悪党を倒すために、用心棒の武士を大量に斬殺するのもこれに近い。

 

もし、イスラエル東京が暗殺者によってハマスだけを狙ったら、暗殺者は殺人者として指名手配されただろう。これがイスラエル政府による命令で軍が大量殺人を犯したら、何も責任は問われないようだ。

 

『影の軍団』では、主人公が狙うべき「敵」は、例えば伊賀の里で民間人まで殺害した悪党である。一方、主人公である伊賀忍者のかしらは狙うべき敵だけを倒そうとする。それで軍団の中で犠牲者まで出る。法的には影の軍団のほうが違法なテロ集団であろう。

 

アメリカでブッシュが言った「我々につくかテロリストにつくか」は無意味である。無差別な殺人をしている意味では「アメリカ」も「テロリスト」も同じである。