年齢│文化│天保│幕末前後
30歳│1810│1830│1850 
31歳│1811│1831│1851  
32歳│1812│1832│1852  
33歳│1813│1833│1853 幕末は『仕留人』第1話「集まりて候」。 
34歳│1814│1834│1854 幕末は『仕留人』最終回「別れにて候」。
35歳│1815│1835│1855 天保は『仕事人V激闘編』第17話「江戸の空にハレー彗星が飛ぶ」。
36歳│1816│1836│1856 
37歳│1817│1837│1857 ↑
──│文政│──│── 文化・文政は『仕業人』~『新仕置人』。
38歳│1818│1838│1858 ↓
39歳│1819│1839│1859 文政は『仕事人V旋風編』第7話「主水、せん、りつ、ダブルベッドに寝る」。
40歳│1820│1840│1860 文政は『表か裏か』『仕事人2007』。幕末は『大老殺し』。
41歳│1821│1841│1861 天保は『仕置屋稼業』~『仕業人』『仕事人vsオール江戸警察』。
42歳│1822│1842│1862 天保は『仕事人アヘン戦争へ行く』。
43歳│1823│1843│1863 天保は『仕事人意外伝』。幕末は『横浜異人屋敷』。
──│──│弘化│──
44歳│1824│1844│1864 天保~弘化は『仕事人意外伝』『オール江戸警察』。
45歳│1825│1845│1865
46歳│1826│1846│1866 幕末は『ブラウン館』、慶喜着任直後(陰暦、Wiki)。
47歳│1827│1847│1867 幕末は『ブラウン館』、慶喜着任直後(陽暦)。
──│──│嘉永│明治
48歳│1828│1848│1868 幕末の主水、裏稼業はここまでか(鳥羽・伏見の戦い)。
49歳│1829│1849│1869 文政の主水、裏稼業はここまでか(『春雨じゃ、』、シーボルト事件)。
──│天保│──│── └→1835年=天保6年まで続いた可能性もあり。
50歳│1830│1850│1870
51歳│1831│1851│1871 天保の主水、1851年=嘉永4年に51歳で没か(『主水死す』)。

 

Wikipedia 田中熊五郎キャラクター・解説によると、『新必殺仕事人』で筆頭同心・田中が初登場で24歳、そのとき、主水は43歳という設定だった。

 

そこで、西暦の下一桁が主水の年齢のそれと一致するように、強引に年齢を設定した。

 

『必殺仕置人』第1話で主水が「男30すぎていいかっこしようなんざ、落ち目んなったしょうこよ」と言っているので、裏稼業開始時の年齢は30歳以降である。
└→中村主水と同世代の人物・弐

 

中村主水は文化・文政、天保、幕末のいずれも30代から50歳前後までの間に裏稼業をおこなっていた。
『必殺仕事人2007』と『2009』の主水は文化・文政の中村主水であり、50歳戦後まで裏稼業をしていたとすると、『春雨じゃ、悪人退治』で描かれたシーボルト事件(1828~1829年)の仕事のあとに他界した可能性がある。『主水死す』で「死んだ」とされる主水は天保時代に裏稼業をしていた主水である。幕末の主水は戊辰戦争のころまで生存していたことがわかる。明治時代に警察官採用試験を受けて不合格だったことになっており、これは幕末の主水か、その息子(養子か)と想われる。

 

『必殺仕置屋稼業』(→クロねこ)のOPで草笛光子がナレーションをしているが、そこでは「右手」を「めて」と読んでいた。