『ドカベン』における成田空港

少チャンC『ドカベン』43巻
同『大甲子園』1巻

 

横浜学院
帽子 У
ユニフォーム YoKohama

 

アニメ『ドカベン』第149話「悪霊!吹き荒れる権左旋風」(東京MX、2008年12月15日)
吉良高校
帽子
┌ユニフォーム


口 良
└→これは「吉兆」「吉野家」のロゴにある「吉」である。
書店で見かけた吉澤ひとみの写真集の背にあった活字も「上がの吉」であった。
『暗闇仕留人』の「大吉」も主題歌「旅愁」のテレビ画面では「吉」の上が「土」であったが、これは異体字であるから、上が「士」の「吉」にして構わない。中国ではすべて同じ「吉」ji2 にするだろう。
漢字について知らない人ほど、不要な字体の違いを気にする。

 

「歴史認識」(それも近現代だけ)では、日本でやたらと隣国の意見を参考にしたがるが、それなら、日本語の漢字の問題についても隣国の人に意見を求めたらどうか。中国人から見たら「吉」の上が「土」か「士」かなど、どうでもいい話であろう。日本の漢字潔癖症が戸籍などの本人確認にまで支障をきたすようでは、もはや、社会に有害で、笑い話ですまされない。
個人の「歴史認識」が政府見解と違っていても社会に実害はない。むしろ、「文字認識」のほうを検討し直すべきであろう。「文字認識」のほうが社会と関係が深い。「戦後国語改革」に対する理解が国民の間でバラバラで曖昧なのが問題である。

 

第150話「金縛り!?不動のスラッガー!」(東京MX、2008年12月16日)
ユニフォームの「吉良」の「吉」は相変わらず吉(つちよし))」の2種類だが、某氏の「吉」の字も2種類。
場面が変わるごとに「吉」の字体も変わっている。つまり、これは字体でなく書体の違いのようなもの。

 

石毛が打っている場面があり、ヒットになったのかどうか不明。
豊福きこう氏は『水原勇気0勝3敗11S』で「石毛は高校生活無安打」としているが、吉良戦では最低限、出塁しているはずである。
また、豊福氏は土井垣について「高校生活で本塁打なし」としているが、『ドカベン』で描かれたのは土井垣が高3のときだけで、高1、高2で本塁打を打っていないことの証据がない。