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○『いきなり最終回』(宝島社、PART-1~6、1990~93年)
www008.upp.so-net.ne.jp/guel/mangasyoseki.html
www.shodana.jp/bkan/comi/w01701.html
www.lcv.ne.jp/~shipi/ikinari.htm

井上コオの『よみがえれ侍』をPART-2で収録。『東大快進撃』がないのが不思議。

PART-4で『あしたのジョー』がない理由(下注釋)の説明があり、ちばてつやは「他にも真面目に本を作っている会社があるのに作品の一部だけオタクに渡すわけにはいかない」とのこと。
その意味では川崎のぼると水島新司と石森章太郎、松本零士は喜んで協力したようで、『巨人の星』『新巨人の星』『男どアホウ甲子園』『人造人間キカイダー』『銀河鉄道999』『宇宙戦艦ヤマト(イスカンダル編)』の最終回が掲載されている。

『新巨人の星』の「最終回直前までのストーリー」では「大リーグボール3号の多投で肩を壊した星飛雄馬が球界を去って5年」とあり、『新』では飛雄馬が「肩」を壊した設定だったことがわかる。
堀井憲一郎はこれを理由に『新巨人の星』を『巨人の星』の続編とは考えず、リメイクとして考えている。

梶原作品に関しては『タイガーマスク』『夕やけ番長』『愛と誠』『柔道一直線』『柔道讃歌』が掲載されており、特に貝塚ひろしの作品に関しては『父の魂』と『柔道讃歌』の2作が掲載された。
永井豪作品では『ハレンチ学園』と『デビルマン』がある。

浦賀千賀子『アタックNo.1』は『いきなり最終回』第1巻で、望月あきらの『サインはV!』は同第4巻に収録。水木杏子・いがらしゆみこの『キャンディ・キャンディ』の最終回もあり、今となっては貴重である。
少女漫画編では『エースをねらえ!』と『スケバン刑事』もある。

逆に掲載できなかった作品の一つとして、手塚治虫の『ジャングル大帝』のそれは黒人差別問題で挫折。
『がんばれ元気』と『男組』はやはり最終回だけ切り取って見せるということに作者が難色を示した。
『ベルサイユのばら』に関しては、池田理代子が「漫画を部分的に掲載させてほしい」という依頼は断る方針だったのでできなかったらしい。

2012年11月09日(金)
@kyojitsurekishi 漫画「サーキットの狼」がスーパーカーブームの火付け役だったことは「いきなり最終回」で知った。アニメでは「グランプリの鷹」「マシンハヤブサ」のどちらか(又は両方?)を見たような気がする。
posted at 21:36:54

Google 画像 いきなり最終回
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○漆田公一(うるしだこういち)『長期人気連載マンガ50本ここまでのあらすじ』(KKベストセラーズ、
2007年)

『ドカベン』『あぶさん』『王家の紋章』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』『ゴルゴ13(Thirteen)』『蒼天の拳』『島耕作』シリーズ、『キャプテン翼』『美味しんぼ』『犬夜叉』『ガラスの仮面』『バカボンド』などについて解説。
特に『こち亀』と『ゴルゴ13』『あぶさん』という長編について解説しているので、非常に参考になる。



前後一覧
2008年12/10 12/10前後

関連語句
最終回 [1] [2] 続編 いきなり最終回 巨人の星 いきなり最終回 侍ジャイアンツ
巨人の星 文庫 サブタイトル いきなり最終回 前後一覧 いきなり最終回 関連語句
梶原一騎 水島新司


注釋
『あしたのジョー』がない理由
豊福きこうの『水原勇気0勝3敗11S』でも『ジョー』のイラストは使われていない。しかし『矢吹丈25戦19勝(19KO)5敗1分』では表紙でイラストが使われているようだ。
後に1995年の『いきなり最終回―あの傑作が終わる…、それは大きな事件だった!』(別冊宝島 235、 ムック)で『ジョー』が扱われ、2011年に出た『アニメ版 いきなり最終回DVD BOOK』でも『ジョー2』が収録されたらしいが、アニメ版の方には『タイガーマスク』がない。代わりに漫画版では収録されていない『空手バカ一代』の最終回が入っているようだ。
└→『いきなり最終回』における梶原一騎作品


参照
ドラえもん、巨人の星
『空想歴史読本』
時代劇
2008年12月