『ドカベン』年表I

1982年~1983年~1985年
『大甲子園』では山田世代高3夏を描いている。
夏の予選の準決勝は明訓×横浜で、土門が監督、場所は保土ヶ谷。決勝は明訓×白新で、場所は横浜球場。
大阪で通天閣高校が南波に敗れ、千葉ではクリーンが青田に敗れた。
夏の大会では坂田三吉が通天閣高校として一人で優勝旗を返還。明訓ナインは練習のときに藤村甲子園と遭遇。明訓は室戸学習塾、光高校、りんご園農業高校(星王がのちにスーパースターズに入団)、巨人学園と対戦。
Wikipedia 大甲子園3 時代設定
青田とは延長再試合となり、再試合で明訓の先發投手となった岩鬼が昭和60年時のプロ野球選手のまねをして投げた。
『ドカベン・プロ野球編』の世界では、サチ子は1985年ごろ生まれたことになる。

 

 

1990年
秋の北信越大会で星稜高校と新潟明訓が対戦。当時、星稜で松井秀喜は高1。星稜勝利(『ドカベン』文庫6巻、鷹丘中学編終了)。

 

 

 

1991年
神奈川明訓と新潟明訓が練習試合で初対戦。
この年の夏の甲子園で新潟明訓高校が初出場。
初期設定の『ドカベン』で神奈川明訓が甲子園に初出場してから17年たっているが、『プロ野球編』の設定では神奈川明訓の甲子園初出場は新潟明訓の翌年、1992年夏になる。
この年を最後に甲子園球場のラッキーゾーンが撤去された。作中で里中と殿馬の初ホームランはラッキーゾーンに入ったもので、92年以降は通用しない。もっとも犬飼武蔵が当たりそこねをスタンドに運んだ本塁打もラッキーゾーンなしでは成立しなかった。

 

 

 

以下、『プロ野球編』の設定にもとづく。
1992年
春、山田世代の山田、岩鬼、殿馬、里中が明訓に入学。夏の大会で甲子園初出場。土佐丸、いわき東と対戦して明訓優勝。
ちなみに、星稜高校の松井秀喜が明徳義塾との試合で5打席連続敬遠されたのはこの年の夏。
大会後、微笑三太郎が横浜学院に轉校するはずが、間違って明訓に轉校してしまい、土門は微笑獲得を断念。代わりに谷津吾朗が入部。
明訓は秋季大会で里中がキャプテンを勤め、そのあと徳川監督が辞任し、土井垣が監督に、山岡がキャプテンになった。
関東大会で甲府学院の賀間、徳川監督率いるクリーンハイスクールの影丸(のちに中日→四国鉄犬)、フォアマン、赤城山の国定、木下と対戦。
秋のドラフトで日本ハムが土井垣を、ダイエーホークスが犬飼小次郎を指名。

 

 

 

1993年
春の選抜で江川学院、信濃川、土佐丸と対戦。土佐丸は試合直前まで眼帯。
└→すでにラッキーゾーンが存在しないため、作中のいくつのかHRは外野フライになる。対桜島戦で里中が打った初HR、および対土佐丸戦で犬飼武蔵の当たりそこねがHRになったもの、さらに殿馬が「秘打・円舞曲別れ」で打ったHRはラッキーゾーンに入ったもので、93年の時点ではHRにならない。
夏の甲子園で弁慶高校に敗れた。土井垣は日ハムに、犬飼小次郎はダイエーに入団。
└→客席に入れない観客がラッキーゾーンに入ったが、93年では無理だろう。日ハムの監督は93年当時でもやはり大沢啓二。一方、ホークス監督は作中で広瀬叔功(在職78~80年)だったが、この時代では根本陸夫(在職93~94年)になる。
明訓の後任監督は太平。

 

 

 

1994年
春の選抜で優勝。里中が野球部から離れる。保土ヶ谷での夏の予選の準決勝は土門監督の横浜学院と対戦。明訓の投手は渚。決勝は横浜球場で開催。白新を相手に里中復帰。
通天閣は予選で南波に敗れ、夏の大会では坂田三吉が93年の大会の優勝旗を返還。
高3となった山田世代は室戸、光、りんご園、巨人学園、青田と対戦。明訓は優勝。
明訓高校に「平成6年」の春と夏の甲子園の優勝旗が並んでいた。
秋のドラフトで明訓5人衆がプロから指名された。
1位指名は岩鬼が王ダイエーと長嶋ジャイアンツから指名され、ほかの10球団は山田を指名。微笑は巨人に、里中は千葉ロッテに入団。

 

 

 

不知火は日ハムに、坂田は近鉄に、中はヤクルトに、犬神は広島に、犬飼武蔵は阪神に、影丸は中日に、土門は横浜ベイスターズに入団。谷津吾朗は横浜学院の監督になった(少年チャンピオン・コミックス『ドカベン・プロ野球編』1巻)。

 

 

 

1995年
春、西武×ダイエー戦で山田と岩鬼が対戦。日ハム×近鉄戦では不知火と坂田のルーキー対決で、不知火がノーヒットノーラン。
夏のオールスターでは明訓5人衆が勢ぞろい。
パ・リーグでは不知火と山田のバッテリー。セ・リーグでは土門と谷繁だったが、山田の打席では微笑がマスクをかぶり、土門と微笑のバッテリーが実現(少チャンC『プロ編』3巻)。

 

 

 

1996年
開幕初日の午後12時55分から西武×近鉄戦で山田が同点HR、坂田も通天閣投法を(おそらく)初披露。1時間遅れの2時から千葉でダイエー×ロッテ、神戸でオリックス×日ハム。
4月6日、ダイエーの地元・福岡での初戦、対西武戦で犬飼小次郎が復活(少チャンC『プロ編』7巻)。

 

 

 

1998年
球宴で新潟明訓出身で広島カープの小林幹英投手と対戦(少チャンC『プロ編』22巻)。

 

 

 

2004年
東京スーパースターズと四国アイアンドッグスが誕生。

 

 

 

2007年
日本シリーズでスーパースターズが中日を破って日本一(少チャンC『ドカベン・スーパースターズ編』24巻)。

 

 

 

2008年
3/20、開幕時の対日ハム戦で中田翔と対戦(同じく24巻)。

 

 

 

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08年10/28