○お大(傳通院於大の方、1528~1602)
家康の母親。大河ドラマ『徳川家康』では大竹しのぶが演じた。家康が成長し、滝田栄が演じるようになると、於大と家康が会う場面で「母子というより兄妹のよう」という声が新聞に載ったと記憶している。このせいで、お大というと、どうしても大竹しのぶのイメージになってしまう。
晩年は「傳通院(でんづうゐん)」と称した。

www.denzuin.or.jp/

ここでは「傳通院」。これは正しい。

www.burari2161.fc2.com/odainokata.html
於大の方

このホームページで「伝通院」のほかに「傅通院」と書いてある。ここでも「傅(ふ)」と「傳(でん)」を間違えている。

千姫(1597~1666)
家康の孫、秀忠のむすめ。豊臣秀頼の妻となったが、大坂夏の陣で徳川方に返された。千姫は家康に秀忠の助命を願うが、かなわず。徳川家康の戦争責任、豊臣側の集団自決で軍が関与した強制に関し、沖縄戦と同様、考えてみるべきではないだろうか。「当時はそういう時代で、今の価値観で云々するのは間違い」であるなら、大東亜戦争も西南戦争も壇ノ浦の合戦も同じことだ。

春日局(かすがのつぼね、1579~1643)
家光の乳母。大河ドラマで主人公になり、また、テレ朝『将軍家光忍び旅』でも重要な役回り。

千愁尼(本理院、鷹司孝子、1602~1674)
家光の正室。影の軍団の頭(かしら)・多羅尾半蔵から「尼御前(あまごぜ)」と呼ばれた。ちなみに演じた女優は岸田今日子。大奥と縁のある人である。
└→家綱の時代(『影の軍団III』『イシミツ』など)
└→将軍以外の徳川家(または松平家)II【人物】

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